可笑しい

全て 形容詞
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  • もう今では、その話はわたしにも可笑しく思えるようになっていたから。 ブラウン『天の光はすべて星』より引用
  • 何も冬は雪にとじこめられて育ったわけでもないのに可笑しいけれども。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 実際猿とその人とがひどく似てゐる事もあるので、己も可笑をかしくなつた。 森林太郎『鱷』より引用
  • なんだかそのうちにこちらまで可笑しくなってしまって、一緒に笑った。 山崎マキコ『ためらいもイエス』より引用
  • が、その声には、まだ抑え切れない可笑おかしさが残っているようであった。 芥川竜之介『素戔嗚尊』より引用
  • だが、可笑しくて笑っているのでないことは、顔を見れば明らかだった。 吉村達也『ついてくる』より引用
  • 奇妙な服装なのにそれが妙に様になっており、可笑しな気分になってきた。 言乃葉『出席番号32番 衛宮』より引用
  • 五万円の金が懐に入ると、可笑おかしなもので、寒さも気にならなくなった。 西村京太郎『悪女の舞踏会』より引用
  • もっとも、その余り堂々とし過ぎている点が可笑おかしいのには違いないが。 中島敦『環礁』より引用
  • 余り気にしているものだから、そんな夢を見たんだろうと可笑おかしくもなる。 大倉燁子『妖影』より引用
  • そう思ったら、なんか可笑おかしくなってきて、ちょっと笑いそうになった。 滝本竜彦『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』より引用
  • 晴代は独りで可笑をかしがつたが、その女の顔が見てやりたいやうに思つた。 徳田秋声『のらもの』より引用
  • と何が可笑しいのかいつまでもクックッとひっつれたように笑っていた。 青島幸男『人間万事塞翁が丙午』より引用
  • その十八日になっても、帰国されないというのは可笑おかしいと思います。 平岩弓枝『パナマ運河の殺人』より引用
  • あなたももう聞いたでしょうが、実に可笑おかしな事になったのですから。 森鴎外訳『諸国物語(下)』より引用
  • 何がそんなに可笑おかしいのか、まり子にも説明できなかったにちがいない。 三島由紀夫『金閣寺』より引用
  • わしの年齢が二十九歳というのは、そんなに可笑おかしくないはずなのになあ。 ろくごまるに『封仙娘娘追宝録08 刃を砕く復讐者(上)』より引用
  • それが自分にはあたかも彼女が尻で怒りを見せているようで可笑おかしかった。 夏目漱石『行人』より引用
  • 彼があれを飲んだ時の仰天した顔を思うと可笑しくってならなかった。 遠藤周作『ぐうたら人間学』より引用
  • 可笑おかしなことだが、チップスはどうしてもこの男が好きになれなかった。 ヒルトン/菊池重三郎訳『チップス先生さようなら』より引用
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