可也

全て 副詞
157 の用例 (0.01 秒)
  • しかし犯人が若い女の方だとすると、煙草は可也かなり重要な証拠になると思う。 海野十三『ゴールデン・バット事件』より引用
  • 可也君が牛の口を取りながら、帽子を脱いで、母の方に端然と礼をした。 壇一雄『リツ子 その愛・その死』より引用
  • 可也君だけが、黙って太郎と千鶴子の娘の子と並びながら、歩いている。 壇一雄『リツ子 その愛・その死』より引用
  • 私は可也君が、はげしい自虐の世界に陥ちこんでいることに気がついた。 壇一雄『リツ子 その愛・その死』より引用
  • 急に仏頂面ぶつちようづらで黙ってしまった可也君の表情をしきりに気兼ねするふうだった。 壇一雄『リツ子 その愛・その死』より引用
  • 露子は彼から感染うつされて居た病気がこの頃可也進んで行った。 原民喜『淡雪』より引用
  • 瞬間、可也君の表情に急に、例の険悪な焦躁しようそうけ過ぎたようだった。 壇一雄『リツ子 その愛・その死』より引用
  • 可也君のお父さんが、接待の準備に心を砕いていたとは、気の毒だった。 壇一雄『リツ子 その愛・その死』より引用
  • が、私はそこにたぐまれな可也君への祝福と指示が見えてくるような心地がした。 壇一雄『リツ子 その愛・その死』より引用
  • 可也かなりやったつもりだったが、どうしても出なかったのだった。 海野十三『キド効果』より引用
  • 可也かなり長い葬列はいつも秋晴れの東京の町をしずしずと練っているのである。 芥川竜之介『点鬼簿』より引用
  • 僕はプロレタリアの戦士諸君の芸術を武器に選んでゐるのに可也かなり興味を持つて眺めてゐる。 芥川竜之介『文芸的な、余りに文芸的な』より引用
  • 戦死した兄嫁とまで私は云ったのだが、可也君の例の話をリツ子は忘れて終った様子である。 壇一雄『リツ子 その愛・その死』より引用
  • 前方の、放送局の松林まつばやしあたりに、可也夥かなりおびただしい人数が移動している様子だった。 海野十三『空襲葬送曲』より引用
  • その為、価格設定も他の同業界に比べ可也高めとなっている。
  • 只、一介の犬として対抗する可也かなりなシドロモドロさえ生じていたのだ。 室生犀星『性に眼覚める頃』より引用
  • やっと僕の家へ帰ったのち、僕は妻子や催眠薬の力により、二三日は可也かなり平和に暮らした。 芥川竜之介『歯車』より引用
  • 可也君が麦の根の側を掘り進めてゆく後ろから、ざるを持って肥料を入れてゆく。 壇一雄『リツ子 その愛・その死』より引用
  • 雑木の生茂おいしげっているその地所には、庭へ持出せるような木も可也にあった。 徳田秋声『あらくれ』より引用
  • そこで私達は、可也君の後に続いて、食堂に這入っていった。 壇一雄『リツ子 その愛・その死』より引用
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