召使の者

13 の用例 (0.00 秒)
  • 召使の者の部屋といってもべつにないからであった。 吉川英治『新書太閤記(二)』より引用
  • 彼は臥床の上にジッとして、書生や召使の者が起出すのを待っていられなかった。 島崎藤村『刺繍』より引用
  • 召使しもの者を御覧になればおわかりのはずですよ。 チェーホフ・アントン『妻』より引用
  • 召使の者が紫檀の茶盆を運んで、大きな太湖石の蔭から出てくるのが、見られました。 豊島与志雄『白塔の歌』より引用
  • 召使の者の云うには、まず夫人が檀那だんなさんを撃って、それから自分も撃ったのだそうですがね。 三上於菟吉『暗号舞踏人の謎』より引用
  • 神の召使めしつかいの者であろう。 鈴木三重吉『古事記物語』より引用
  • 藤十郎は、最初足音を聞いた時、召使の者であろうと思ったので、彼は寝そべったまま、起き直ろうとはしなかった。 菊池寛『藤十郎の恋』より引用
  • するとそこへ、召使の者や、息子の爲家なども來て、うはさを持ちより、ひとりが又かう話した。 吉川英治『折々の記』より引用
  • それで、終には召使の者どもが恐怖を抱き、誰一人暖炉のある部屋に入ろうとする者がないようになって、忽ち炊事に差支えるという事になった。 穂積陳重『法窓夜話』より引用
  • 召使の者であろう。 吉川英治『新書太閤記(二)』より引用
  • したがって青山の家ではこの皿を宝物のように心得て、召使の者がもし誤ってその一枚でも打砕いたが最後、命は亡いものと思えと厳重にいい渡されて、それが家代々の掟となっていた。 岡本綺堂『番町皿屋敷』より引用
  • こう私が言い終るか終らないかに、いきなり召使の者どもがみなよってたかって、私の不埒な挨拶を罵りながら、ありとあらゆるたぐいの利器えものを手にとり、打ってかかりました。 アプレイウス/呉茂一・国原吉之助訳『黄金のロバ』より引用
  • 召使の者にこれだけの落着きがあるからにはと、城中一般の心がまえ、また守将宗治のたしなみも、まずは充分にうかがわれる。 吉川英治『新書太閤記(七)』より引用