古今無双

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  • そこが筆者の眼に古今無双の奇人兼、快人と見えたのだから仕方がない。 夢野久作『近世快人伝』より引用
  • 道休殿が入神の早さは古今無双なり、ともひそかに朋輩に囁いたそうだ。 五味康祐『十二人の剣豪』より引用
  • なおまた、古今無双のドルバザンに不可能なものがあろうか? サド/澁澤龍彦訳『ソドム百二十日』より引用
  • しかもその美青年は古今無双のいい頭を持っているにもかかわらず、非常に危険な遺伝的精神病の発作にかかったので、ここの大学に入学すると間もなく、この教室の付属病院に収容することになった。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • 古今無双の風呂嫌いだが、するめのように乾いた肌をこすっても、どうせ垢すら出ないのである。 森見登美彦『有頂天家族』より引用
  • 風間九十郎は、日本の沙翁劇俳優として、恐らく古今無双であろう。 小栗虫太郎『オフェリヤ殺し』より引用
  • しかもその美青年は古今無双のいい頭を持っているにも拘わらず、非常に危険な遺伝的、精神病の発作にかかったので、この大学に入学すると間もなく、この教室の附属病院に収容する事になった。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • 赤兎馬せきとばという古今無双の名馬に乗っていたはずだ。 仁木英之『僕僕先生』より引用
  • 何と申してよいやら、あのようなのも先ず古今無双じゃ。 佐々木味津三『旗本退屈男』より引用
  • 彼が古今無双のシャーロック・ホームズであると同時に、前代未聞のアルセーヌ・ルパンである事を君は知らないのだ。 夢野久作『近世快人伝』より引用
  • トルストイのような古今無双の天才でも、自分が実際行ったセバストポールと、想像と調査が書いた「戦争と平和」に於ける戦争とには、段がついている。 黒島伝治『愛読した本と作家から』より引用
  • 古今無双の名法医学者と、空前絶後の精神科学者の、痛快深刻を極めた知恵比べだ。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • 古今無双の名法医学者と、空前絶後の精神科学者の、痛快深刻を極めた智慧比べだ。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • 古今無双の横綱と、いま売り出しの人気役者におもわれて、お遊はからだがふたつほしいと思っているのだ。 横溝正史『人形佐七捕物帳 11』より引用
  • 第二次大戦の後はふっつりと消息を絶ったバローが、もしどこかに生きながらえて昔日の腕をなお保っているとしたら、彼の敵はこの地上のどこを捜しても存在しないだろう、けだしジェラール・バローこそは古今無双のピアニストだった。 宇神幸男『神宿る手』より引用
  • 金瓶梅きんぺいばい古今ここん無双の痴情小説たる所以ゆゑんは、一つにはこの点でも無遠慮に筆をふるつた結果なるべし。 芥川竜之介『雑筆』より引用
  • あの古今無双の知者が信じていた! 永井隆『ロザリオの鎖』より引用
  • 文武両道に優れ、特に槍術に関しては古今無双と呼ばれるほどの腕前で、その槍術は淡路流、または心流・木下流などの名で世に広まった。
  • 金瓶梅きんぺいばい古今無双ここんむそうの痴情小説たるゆえんは、一つにはこの点でも無遠慮に筆をふるった結果なるべし。 芥川龍之介『藪の中・将軍』より引用
  • この歌詞は西南戦争の時、百人の剣道の達者な巡査で組織して作った決死隊に与えた形をとっているが、いきなり「敵の大将たるものは、古今無双の英雄で、これに従うつわものは、共に剽悍ひようかん決死の士」と西郷隆盛の軍をほめているのが、めずらしい。 戸板康二『新々ちょっといい話』より引用
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