口煩い

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  • 口煩い共産主義者としては、彼は共産主義的な学生団体の結成を後押しした。
  • 口煩そうな教師団体の視察ツアーでも、なんとかやってくれると期待していたのだが、そうでもなかったようだ。 坂東眞砂子『夢の封印』より引用
  • 作業を続けるメカニックたちに口煩くちうるさく指示を下し、小走りに通路のほうへ向かっていた。 皆川ゆか『機動戦士ガンダム外伝 戦慄のブルー』より引用
  • 彼女は数度、同好会に顔を出し、皆の読書量と作品への口煩さに閉口してのち、会に顔を出すのを止めた。 加門七海『203号室』より引用
  • 夫は短気で粗暴なところもあるが、決して情のない男ではないし、口煩いかわりに面倒見もいい。 小野不由美『屍鬼(上)』より引用
  • 一目見た瞬間、ああこの人は口煩くちうるさそうだな、と思った。 原田宗典『はたらく青年』より引用
  • そして、この間うち海の静まるのを希つてゐた頃と同じやうに碌々として、変に口煩くばかりなつてゐた。 牧野信一『毒気』より引用
  • 父は次男なのだが、長男が死んだので、あとつぎ同様の気分になっているし、おまけに、父の姉妹が上下に五人もいて、それぞれ気のいい人たちなのに、けっこう口煩くちうるさいのである。 曾野綾子『太郎物語』より引用
  • 見張るといっても学校から帰って夕飯までのわずかの間だけ、今日のように口煩い母親がいないときには夕飯の後にも出かけることができたが、その頻度は決して高くなかった。 小野不由美『屍鬼(下)』より引用
  • 形式上の総大将である尊良親王の周辺には側近の公家達がおり、彼らは「口煩いだけ」の存在であった。
  • 正餐せいさんの時、若ニッコロがピエトロを連れてリアルト橋に行くといっていたから、マリアは口煩うるさい仲間のいない台所でさぼっているのではないかと私は考えていた。 坂東眞砂子『旅涯ての地(上)』より引用
  • しかし、彼には殺し屋の名門に恥じないように口煩い母親に厳しく押さえつけられていて、内心は殺し家業にうんざりしてる面があった。
  • もし、それが絵草紙屋の親爺でなく、板元はんもとや、口煩うるさ好事家こうずかの悪意な眼だったら、写楽は昂然こうぜんと頭を上げたに違いない。 井伏鱒二『小説日本芸譚』より引用
  • その癖変に信心深く口煩くちうるさいとあって、とかく鬱陶うつとうしい。 岩井志麻子『夜啼きの森』より引用
  • 口煩さい連中の手当じゃ。 松本清張『かげろう絵図(上)』より引用
  • 「みんな働くんだね」 「働かんと姉さん口煩くちうるさいから」おひろは微声で答えたが、始末屋で奇麗きれい好きのお絹とちがって、面倒くさそうにさっさっとやっていた。 徳田秋声『挿話』より引用
  • 口煩く、何かというと篤を見下した婆だ。 小野不由美『屍鬼(下)』より引用