口もと

全て 名詞
3,167 の用例 (0.02 秒)
  • 夫の目には何か警戒の色があり、口もとは心配のため少したるんでいた。 モーム/西村孝次訳『モーム短編集「手紙」』より引用
  • 口もとに笑みを浮かべてはいたが、男の目は少しも笑っていなかった。 三浦真奈美『風のケアル 第2巻 波濤立つ都』より引用
  • 母親はそば粉をかいて醤油をかけたのをむつの口もとへもって來ました。 林芙美子『クララ』より引用
  • 口もとだけ微笑の形にした女の背後で、二人の男がエレカから降り立つ。 福井晴敏『機動戦士ガンダムUC 01 ユニコーンの日(上)』より引用
  • 千鶴さんは口もとに手をやって、何ごとかを考えこんでいる様子だった。 前薗はるか『痕~きずあと~』より引用
  • 自分自身に言いきかせるのか、組んだ手を口もとにあてて相楽は続けた。 荻原規子『RDG レッドデータガール はじめてのお使い』より引用
  • 姉たちと違って目もとも口もとも於継にそっくりの上品な顔だちだった。 有吉佐和子『華岡青洲の妻』より引用
  • 口もとをぬぐいながら云ったが、口ほどでもない証拠には表情が柔らかい。 山崎豊子『華麗なる一族 上』より引用
  • 頭を下げたハリーの口もとが笑ったように見えたのは、気のせいか? 福井晴敏『∀ガンダム(上)』より引用
  • 口もとに浮かべた微笑を唯一の表情にして、フロンタルは淡々と言った。 福井晴敏『機動戦士ガンダムUC 08 宇宙と惑星と』より引用
  • 兵士の一人が口もとに、長さ十センチほどの細い円筒をもっていった。 高千穂遙『クラッシャージョウシリーズ05 銀河帝国への野望』より引用
  • 口もとにはかすかな、しかしはっきりそうとわかる冷笑が刻まれていた。 勝目梓『炎』より引用
  • ところが、鴻は皮肉にも気づかないように、口もとだけの笑みを見せる。 新田一実『魔鏡の姫神 霊感探偵倶楽部』より引用
  • 言葉を切った口もとから笑みを消し、少女は少しいら立たしげに続けた。 福井晴敏『終戦のローレライ(上)』より引用
  • が、あの特色のある眼もとや口もとは、側へ寄るまでもなくよく見えた。 芥川竜之介『西郷隆盛』より引用
  • 昔と同じ調子の声が後部座席から返ってきて、男は口もとの皺を深くした。 福井晴敏『川の深さは』より引用
  • 声をかけると、口もとを上げてまゆを下げ、首をすくめてマイザは笑った。 今野緒雪『スリピッシュ! 02 ―盤外の遊戯―』より引用
  • だれも彼もが口もとに笑みを浮かべてはいたが、そのどれもがぎこちなかった。 小池真理子『仮面のマドンナ』より引用
  • 彼はうきうきしているらしく、抑えきれない微笑が口もとに浮かんでいる。 毛利『志生子 カナリア・ファイル~金蚕蠱』より引用
  • 則夫は耳を美那子の口もとに寄せるようにして、彼女のことばを聞いた。 勝目梓『女教師に捧げる鉄拳』より引用
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