口さがない連中

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  • たとえ少々すぐれていても口さがない連中が、かげでグダグダ言うに決まっておる! 和田篤志『異世界の聖機師物語』より引用
  • 口さがない連中が多くてね、私の精が強くてとり殺しちまったって言うんだよ。 篠田節子『レクイエム』より引用
  • 男の作家と二人きりで温泉に行ったことが知れれば、口さがない連中からどんな噂をたてられないとも限りませんし、ひいては縁談の障害にならないとはいえませんからね。 鮎川哲也『戌神はなにを見たか』より引用
  • 口さがない連中を避けなければならない。 馳星周『生誕祭(下)』より引用
  • 口さがない連中はそう言っています。 アレクサンドル・デュマ/乾野実歩訳『リシャール大尉』より引用
  • そこで口さがない連中は、牧師と娘は、考えがあって、ウイルの所を仮の宿にしたのだろうと噂した。 スティーヴンスン/日高八郎訳『ジーキル博士とハイド氏』より引用
  • 小野小町は穴なしであった、などという失礼で下品なことを考えるようになったのは、もちろん口さがない連中が文学をいじるようになった江戸時代にはいってからのことだろう。 暉峻康隆『日本人の笑い』より引用
  • また口さがない連中は、比丘尼たちは聖女伝を自分勝手な流儀で真似たがって困ると非難しておる。 バルザック/小西茂也訳『風流滑稽譚(第二輯)』より引用
  • 口さがない連中が陰で宇佐見のことをあしざまに言っているのを知らないわけではなかったが、少なくとも故人に対して、後ろめたい気持ちはこれっぽっちも抱いてない。 法月綸太郎『生首に聞いてみろ』より引用
  • どんなに頭が冷静で、理性を働かせてみたところで、神の目から見て罪があることと、公衆の前で口さがない連中の侮辱を浴びることとのあいだには、なんの区別もみとめることができなかったろう。 スタンダール『赤と黒』より引用
  • 王将戦の挑戦者になるなど、記念すべき年になったが、口さがない連中は、王将戦について、四連敗なら誰だって出来る、と言ったとか。 河口俊彦『人生の棋譜 この一局』より引用
  • それから何年かして儀右衛門が近江大掾おうみだいじようの官位を授けられた際に、金で買った官位だと口さがない連中から言われたこともあったが、儀右衛門は動じなかった。 高橋克彦『火城』より引用
  • 業界の口さがない連中は、「寿はVXの在庫を瀬戸内海に沈めたのではないか」とうわさした。 佐藤正明『陽はまた昇る 映像メディアの世紀』より引用
  • 二十年前にわたしが成功していたら、今頃、わたしが正当な王であり、現在の老いぼれは、口さがない連中に、悪しざまにののしられていただろう。 ピアズ・アンソニイ『魔法の国ザンス01~カメレオンの呪文~』より引用
  • にぎやかで口さがない連中の間で、長田と水木麻也の艶聞はぱっと広まった。 山口洋子『演歌の虫』より引用
  • しかし口さがない連中に云わせると、なんと二人の子供はトゥールとプレシスの中間にある、聞えた巨刹ノートルダム・ラ・リシュにつかえる剃髪の美僧に、小さいながらも生写しだとの評判でごあった。 バルザック/小西茂也訳『風流滑稽譚(第一輯)』より引用
  • もっとも、はじめのうちはその彼女を手きびしくあつかって、当時口さがない連中の言いぐさではないが、『精進油』で養っていたものだった。 ドストエフスキー/北垣信行訳『カラマーゾフの兄弟(2)』より引用
  • と聞かされて驚倒し、でもどんな相手はお女中なんだろうと、そこは口さがない連中のことで、お屋敷に出入りの植木職人や又者またものにたずね回るかたわら、亭主の尻を小突いてじかに宇之吉からも事情を聴き取ろうとした。 五味康祐『いろ暦四十八手』より引用
  • まあ甲冑は、口さがない連中に対する盾にもなる。 エディングス『エレニア記5 聖都への旅路』より引用
  • 口さがない連中が韓豪の死をもてあそんでいる。 馳星周『不夜城完結編 長恨歌』より引用