口さがない人々

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  • はじめのうちは、彼が仕事をやりだすのをみて、口さがない人々はいった。 ユゴー/斎藤正直訳『レ・ミゼラブル(上)』より引用
  • 劇は批評家や口さがない人々の関心を惹きつけ多くの中傷を受けたが、公演が始まると大ヒットとなった。
  • 長年の勤めを辞めて、資産家で有名な老作家の身のまわりの世話をし始めたとなれば、世間の口さがない人々は何を言い出すかわからない。 小池真理子『ひるの幻 よるの夢』より引用
  • しかし神の怒りに触れたのでしょうか、ほどなく口さがない人々が二人の恋をうわさしたり、なにやかやと取り沙汰しはじめました。 スタンダール/白井浩司訳『恋愛論』より引用
  • だから私は、口さがない人々の噂にあったように、あの吉村貫一郎先生が貧しさに耐えきれず脱藩したのだとは思いたくない。 浅田次郎『壬生義士伝 上』より引用
  • これは后が好んでしたことではなく、まったくはた迷惑なアクシデントだったのだが、世間の口さがない人々がそうは受け取ってくれない。 田中貴子『悪女伝説の秘密』より引用
  • フォギンターの石切場で起きた最初の事件がむし返され、口さがない人々の好奇心をさそった。 フィルポッツ/赤冬子訳『赤毛のレッドメーン家』より引用
  • 並はずれて大きなかし《・・》の木がそばにあって、その幹がジュリヤンを、口さがない人々の目から隠してくれた。 スタンダール『赤と黒』より引用
  • 口さがない人々はやむをえずこんな苦しいことをいいだした。 ユゴー/斎藤正直訳『レ・ミゼラブル(上)』より引用
  • この土地に生まれ育った光子のきっぷのよさと、人づきあいの柔らかさは、口さがない人々の、愚にもつかない噂話を易々と封印してしまった。 小池真理子『雪ひらく』より引用
  • 口さがない人々は、この大久保軍艦ビルの砲台窓が、ことごとく宮城に向いている、とうわさしあった。 荒俣宏『帝都物語3』より引用