口さがない

全て 形容詞
175 の用例 (0.01 秒)
  • そんなことをしたらただでさえ口さがない世間がなんと申しますか。 セルバンテス/荻内勝之訳『ペルシーレス(下)』より引用
  • 男性と連れ立って歩いていることを、口さがなくいわれるかもしれない。 板東眞砂子『狗神』より引用
  • もっとも口さがない中間どもの噂ですから、どこまで本当のことですやら。 久生十蘭『顎十郎捕物帳』より引用
  • はじめのうちは、彼が仕事をやりだすのをみて、口さがない人々はいった。 ユゴー/斎藤正直訳『レ・ミゼラブル(上)』より引用
  • 困ったような笑顔えがおを作るのは、口さがない貴族たちの晩餐ばんさん会で慣れている。 支倉凍砂『狼と香辛料ⅩⅠ Side ColorsⅡ』より引用
  • 口さがない京童きようわらべさがを持っている代表たちは、口々に語り合って行った。 吉川英治『新書太閤記(八)』より引用
  • 「女でもできたんじゃないんか」と口さがない同僚達にからかわれもした。 岩井志麻子『岡山女』より引用
  • 口さがない街の女達の会話を、カイルロッドは苦い気分で聞いていた。 冴木忍『カイルロッドの苦難 1 旅立ちは突然に』より引用
  • そういう打合せができたのは、口さがない奥女中が少なかったせいだ。 稲垣史生『考証[大奥]』より引用
  • 口さがない百万人の人の言葉はどうあらうとも、一人の肉身の心の中は信じなければならぬものよ。 坂口安吾『我鬼』より引用
  • その頃、世界の首都と言われるこの有名な口さがない都の四分の三までが、この事件の話をしていたのである。 アレクサンドル・デュマ/泉田武二訳『モンテ・クリスト伯(5)』より引用
  • だからありもしないものを見るのは近親婚で血が濃いせいだと口さがないことを言う連中も出てくる。 縞田理理『霧の日にはラノンが視える4』より引用
  • いくら力ある骨牌使いとはいえ、若い娘である以上、世間とは口さがないものだ。 五代ゆう『〈骨牌使い〉の鏡Ⅰ』より引用
  • たとえ少々すぐれていても口さがない連中が、かげでグダグダ言うに決まっておる! 和田篤志『異世界の聖機師物語』より引用
  • 彼らには口さがない世間の目をひくようなところなど、みじんもなかったと思う。 モーム/龍口直太郎訳『月と六ペンス』より引用
  • 世の人々は、大后はどんなお気持だろうと口さがなく噂した。 田辺聖子『新源氏物語』より引用
  • 口さがない他の工員たちは、二人の間をうわさしたものだった。 板東眞砂子『狗神』より引用
  • 口さがないものからは、そんなふうに言われることもある。
  • すると、このことがいつか大奥に洩れて、口さがない女中等の話題に上った。 海音寺潮五郎『江戸城大奥列伝』より引用
  • しかしお喋りで口さがない主人の、詮索せんさく好きな好奇心を逃れて大いに喜んだのである。 バローズ『火星シリーズ06 火星の交換頭脳』より引用
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