口々

全て 名詞
3,232 の用例 (0.03 秒)
  • 残っていた警官が口々に何かを叫びながら交差点に向かって走りだした。 垣根涼介『午前三時のルースター』より引用
  • ほかとうのベランダから次々と人が顔を出して、口々になにか言っている。 三上延『シャドウテイカー1 黒の彼方』より引用
  • 口々に彼等は何事かを叫んでゐるのだが、遠いので意味は解らなかつた。 牧野信一『鱗雲』より引用
  • アナウンスの途中から、客たちが口々に騒ぎはじめたのが聞こえてきた。 つかこうへい『愛人刑事』より引用
  • 口々に言う二人に、聞いていた騎士たちはなるほどと思ったのである。 茅田砂胡『デルフィニア戦記 第01巻 「放浪の戦士」』より引用
  • 彼等は、記者が一枚の写真をとって部屋を出て行くと、口々にほざいた。 黒島伝治『前哨』より引用
  • そして口々に、彼の幸運話を聞かせてくれるようにと無心したのだった。 海野十三『雷』より引用
  • もう生きてはいらっしゃらないとあきらめていましたなどと口々にいう。 エミリー・ブロンテ/田中西二郎訳『嵐が丘』より引用
  • やるだけやってみようと、口々に話しながら職人たちは工房の外へ出た。 ろくごまるに『封仙娘娘追宝録03 泥を操るいくじなし』より引用
  • 走ってきたふたりの刑事が口々に何か叫んでいるのが賢二の視野に入った。 吉村達也『トンネル』より引用
  • 背中から生えたように短刀の柄がのぞいていたと、客たちは口々に語った。 皆川博子『旅芝居殺人事件』より引用
  • わたしたちが口々に言ったが、トラップはぜんぜん気にしてないようす。 深沢美潮『消えた少女とロングソード』より引用
  • と、口々に呼んだり叫んだりたずねたりする声が、入り乱れて飛んでくる。 宮部みゆき『ブレイブ・ストーリー 上巻』より引用
  • 急いで楽器を持って移動しながら、僕たちは口々にベンチの話をした。 藤谷治『船に乗れ!Ⅰ 合奏と協奏』より引用
  • 口々にいなくなった者の名を呟き、さらには途方に暮れた表情になった。 坂東眞砂子『旅涯ての地(下)』より引用
  • 遅れて入って来た夫が父が母が、口々にそれぞれの思いを込めて名を呼んだ。 楡周平『マリア・プロジェクト』より引用
  • みんなは口々に、これからは毎日曜世光教会に行くと話していました。 三浦綾子『ちいろば先生物語』より引用
  • こんな声が庭の方で、子供の口々に叫ばれるのが、よくここまで聞える。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 口々に、一体何がどうなったのか知っているかと質問を浴びせかける。 時雨沢恵一『キノの旅 第08巻』より引用
  • この意見にはみんな賛成で、口々に「私も、私も」と言うのには驚いた。 呉善花『続 スカートの風』より引用
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