受話器

全て 名詞
11,129 の用例 (0.03 秒)
  • 受話器を取って返事をすると、聞いたことのない男の声が聞こえてきた。 今野敏『宇宙海兵隊ギガース2』より引用
  • 受話器をとってから、交換手が出るまでに、ひどい時には五分もかかる。 中谷宇吉郎『硝子を破る者』より引用
  • ぶっきらぼうにそう言うと、母は受話器をごとりと電話台の上に置いた。 山本文緒『群青の夜の羽毛布』より引用
  • 美沙は受話器を置くと、自分の部屋を出て、下の居間へと降りて行った。 赤川次郎『自殺行き往復切符』より引用
  • ぼくも受話器をおろしながら、なんとまあひどい電話だろう、と思った。 椎名誠『新橋烏森口青春篇』より引用
  • 慌てて受話器をズック鞄の中へ返したが、その眼は好奇心に輝いていた。 夢野久作『人間レコード』より引用
  • 電話のベルが何度か鳴ったが、言われたとおり受話器をとらなかった。 村上春樹『1Q84 BOOK3』より引用
  • 父の家へ行っている美沙へ電話した沼田は青ざめた顔で受話器を置いた。 赤川次郎『自殺行き往復切符』より引用
  • 言って受話器を取るのを見て、律子は軽く頭を下げて退出の意を伝える。 小野不由美『屍鬼(上)』より引用
  • 受話器をとる代わりにジンを飲み、そしてまたいつの間にか眠っていた。 結城昌治『修羅の匂い』より引用
  • 電話が入っているので、近くの受話器を取ってくださいという指示だった。 津村秀介『紅葉坂殺人事件』より引用
  • とばかり私はいそいで受話器を手に取ると、意外にも女の声がきこえる。 浜尾四郎『殺人鬼』より引用
  • 受話器からは、元気な調子で、二人の歯切れのいいことばが響いてきた。 赤瀬川隼『球は転々宇宙間』より引用
  • 安部康子ははじめから喉の奥にこもったような声を受話器に送ってきた。 勝目梓『その死を暴くな』より引用
  • ベッドにすわって受話器を耳に押し当てたまま、ぼくも声をはずませた。 氷室冴子『海がきこえる』より引用
  • 受話器を取ると、女は一瞬嬉しいような哀しいような複雑な表情をした。 新井満『尋ね人の時間』より引用
  • 荷物をおろして受話器をとると、交換手が下関から長距離電話だといふ。 神西清『灰色の眼の女』より引用
  • 十津川は、受話器を持ったまま片手を伸ばして、机の上の時刻表を広げた。 西村京太郎『寝台急行「銀河」殺人事件』より引用
  • 落着いたつかさの声と一緒に受話器を置く音が、山代の耳に聞えて来た。 井上靖『崖(下)』より引用
  • フレッドはあらためて友人に礼を言うと受話器を置いて財津警部を見た。 吉村達也『逆密室殺人事件』より引用
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