取次

全て 名詞
1,206 の用例 (0.01 秒)
  • 取次役からこのことをきいた公仲は、急いで出てきて顔率を迎え入れた。 駒田信二『中国笑話集』より引用
  • 「エドワードさんですよ」という取次人の言葉をきいて林は家へ帰った。 松本泰『P丘の殺人事件』より引用
  • それゆえ、お取次に出た女中には、人形だけしかに入らなかったのです。 竹久夢二『人形物語』より引用
  • どんな風に奇妙なのか、ただ取次に出た少女が奇妙なおじいさんと言つた。 片山広子『たんざくの客』より引用
  • 興哥は恐ろしいものでも待つようにして取次の帰ってくるのを待っていた。 田中貢太郎『金鳳釵記』より引用
  • 若檀那の顔ばかり見ていて、取次をするのを忘れては困るじゃないか。 森鴎外『かのように』より引用
  • と、今日玄関へ来て訪れた田舎者があるという取次の言葉であった。 吉川英治『宮本武蔵』より引用
  • いつもとは別の取次がでて、おれの声を聞くとなにもいわずにまわしてくれる。 石田衣良『少年計数機 池袋ウエストゲートパーク2』より引用
  • また、豊臣政権では取次の意味合いで申次の語が使われることがあった。
  • そこに立って取次を待つ間も、いつまでも頭の隅に気になっている老僧であった。 吉川英治『宮本武蔵』より引用
  • 来訪者の取次も耳に入らず、背後にしずかに坐った人の気配に眼をあげた。 山田風太郎『軍艦忍法帖』より引用
  • 御側御用取次は、享保の改革期に新設された最重要の将軍側近職である。
  • 取次役は奥の間へ出入して相談する様子であったが、しばらくして答えた。 森鴎外『堺事件』より引用
  • 何人かがかたまって集団的に取次者をきめて直接購読をしていられますか? 宮本百合子『「我らの誌上相談」』より引用
  • だが、そうこうするうちに、取次人の血も涙もないひとりごともやんだ。 ユゴー/辻昶・松下和則訳『ノートルダム・ド・パリ(上)』より引用
  • そこへ、船手組取次ふなてぐみとりつぎ早状はやじょうが一通、近習きんじゅうの手をへてかれの前へ届けられた。 吉川英治『鳴門秘帖』より引用
  • 大きな玄関へ突っ立って頼むと言うと、また例の弟が取次に出て来た。 夏目漱石『坊っちゃん』より引用
  • 大きな玄関へっ立って頼むと云うと、また例の弟が取次に出て来た。 夏目漱石『坊っちゃん』より引用
  • 取次のボーイにいわれ、石黒は急に緊張して電話のところへ立っていった。 阿部牧郎『誘惑魔』より引用
  • それを支配を受けてゐる東町奉行に出さうには、取次とりつぎを頼むべき人が無い。 森鴎外『大塩平八郎』より引用
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