取出し

全て 動詞
1,153 の用例 (0.01 秒)
  • と言いながら、一人の御客様はたもとから銀縁の大きな眼鏡を取出しました。 島崎藤村『旧主人』より引用
  • 下腹一帯をおおい、そこに水まわりの取出し口を付けただけなのである。 東海林さだお『東京ブチブチ日記』より引用
  • 彼は学校通いの洋服のポケットから田舎風な皮の提げ煙草入を取出した。 島崎藤村『岩石の間』より引用
  • 不図ふと思ひついたやうに、押入の隅のところに隠して置いた書物を取出した。 島崎藤村『破戒』より引用
  • 楽翁は、小さい紫のふくさ包みを取出して、あいての膝のまえに置いた。 吉川英治『大岡越前』より引用
  • お島は時とすると、さつを二三枚ポケットから取出して、彼等の手に渡した。 徳田秋声『あらくれ』より引用
  • 押入の奥から古びた英語の参考書を取出して、彼はぼんやりながめていた。 原民喜『冬日記』より引用
  • びっくりさせられた少年は、機械的にも一度ポケットから帳面を取出した。 薄田泣菫『艸木虫魚』より引用
  • 斯んなものも出てゐたと言ひながら二三本の筍をも取出して見せた。 若山牧水『山寺』より引用
  • してみれば、埋めてあるたからを一日も早く取出したいと思っているに相違ない。 岡本綺堂『穴』より引用
  • 洋服ダンスにあった川上の服のポケットから鍵束かぎたばを取出して廊下に出た。 大藪春彦『黒豹の鎮魂歌 第一部』より引用
  • ポストのところまで歩いて行くと、彼はポケットから手紙を取出した。 原民喜『忘れもの』より引用
  • 彼女はベッドの下から秘密の箱を取出し、床にすわって仕事にとりかかった。 マッカラーズ/河野一郎訳『心は孤独な狩人』より引用
  • 私の話から単語だけを取出して、せっせと粘土で型取りしているみたい。 尾克彦『父が消えた 五つの短篇小説』より引用
  • 伊達政宗があるとき家に伝えた名物茶碗を取出していたことがあった。 薄田泣菫『艸木虫魚』より引用
  • 不図思いついたように、押入のすみのところに隠して置いた書物を取出した。 島崎藤村『破戒』より引用
  • アリナはつて自分じぶんおほトランクから労働服らうどうふく取出とりだ太子たいしせた。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 68 20080623』より引用
  • 荷役方式は、ホッパ上部よりの上入れ、側開き式による取出しであった。
  • 彼は何を思ったか一枚の封筒を取出して、吸取紙と並べて机の上に置いた。 甲賀三郎『支倉事件』より引用
  • 男は何と思ったか、五十銭銀貨を一つ取出して、強いて私に握らした。 豊島与志雄『黒点』より引用
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