取り残す

全て 動詞
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  • 発展せず、時の流れに取り残されていつまでも人に知られることがない。 半村良『石の血脈』より引用
  • 音を立てて閉じられた扉を、取り残された四人はしばらく見つめていた。 友野詳『妖魔夜行 闇より帰りきて』より引用
  • 時の流れに取り残されて暮らした今までの日々はとても辛いものだった。 尾崎豊『堕天使達のレクイエム』より引用
  • 一切のものが私を否定し、自分だけ巨大きょだい暗闇くらやみに取り残された気がした。 乙一『きみにしか聞こえない CALLING YOU』より引用
  • 取り残された樵夫は声を限りに叫んだが、どうすることも出来なかった。 岡本綺堂『中国怪奇小説集』より引用
  • 私は取り残されるわけには行かず、慌てて少女の後を追うしかなかった。 竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 04 暇つぶし編』より引用
  • マーモに取り残されたという事実に、それほど動揺していたのだろうか。 水野良『新ロードス島戦記1 闇の森の魔獣』より引用
  • 二人の上ったあとの舟中に取り残されたのは碧梧桐君と余とであった。 高浜虚子『子規居士と余』より引用
  • 全てが朽ち果ててゆくこの国の中で、お前はただ一人だけ取り残される。 枯野瑛『銀月のソルトレージュ01 ひとつめの虚言』より引用
  • 私はふと気がつくと、娘と男から離れて、独り取り残された気持がした。 岡本かの子『巴里祭』より引用
  • それは、あるじに取り残されたようにも、主の墓標となったようにも見えた。 高橋弥七郎『灼眼のシャナ 第04巻』より引用
  • 暗く先の見えないトンネルに、たった一人で取り残されたような気がした。 東野圭吾『秘密』より引用
  • 「ただ一人取り残される者」それはどう考えても、俺に相違なさそうだ。 菊池寛『無名作家の日記』より引用
  • 不快感はなかったが、拒絶されて私は取り残されたような気分になった。 小池真理子『雪ひらく』より引用
  • その静寂の中にわたしたち三人だけが取り残されたような気分だった。 小川洋子『薬指の標本』より引用
  • 家の中とは違う、どこまでも広い暗闇の虚空こくうに取り残された気分になる。 乙一『暗いところで待ち合わせ』より引用
  • 状況は一瞬ごとに変化し、その変化に自分ひとりが取り残されている。 水野良『黒衣の騎士』より引用
  • おれはまるで濃い霧の中、ひとりだけ取り残されたような気分だった。 馳星周『不夜城完結編 長恨歌』より引用
  • 一人で廊下の真ん中に突っ立って、不思議な取り残された気分になった。 乙一『暗いところで待ち合わせ』より引用
  • 本来は無関係なはずの三人が、奇妙な成り行きでその場に取り残された。 松岡圭祐『千里眼 美由紀の正体 上』より引用