取り巻くすべて

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  • 自分を取り巻くすべての現実が色褪せて見えるほどの強烈な光輝を感じた。 篠田節子『カノン』より引用
  • その日以来、私を取り巻くすべてのものが輝いて見えた、などと小説風の言い回わしをしたいところだが、全然そんなことはない。 山田詠美『姫君』より引用
  • その人を取り巻くすべてのアイテムがその人の味方になることを「魅力」っていうんだろう。 田口ランディ『ハーモニーの幸せ』より引用
  • それは、僕たちを取り巻くすべてのものが、ただ僕たちのことだけに没頭し、ただ僕たちのことだけしか考えず、ただ僕たちのことだけに心を配っていてほしい、ということだ。 サド/澁澤龍彦訳『閨房哲学』より引用
  • ただその時限り自分を取り巻くすべての現実が全くの無に帰してしまうという底知れぬ暗黒をふとはだに感じ、居たたまれぬ恐ろしさに襲われるのも防げなかった。 島尾敏雄『魚雷艇学生』より引用
  • それがいまでもトニーを取り巻くすべてだった。 ディック/仁賀克雄訳『ウォー・ヴェテラン』より引用
  • 姫神ひめがみどころか、彼女を取り巻くすべての妖鬼ようき達がなんの妨害もしようとしないことが、何よりの証明のような気がする。 新田一実『死者の饗宴 霊感探偵倶楽部』より引用
  • 五十六本の稲妻が同時に生じ、ナバ・ダ・ルーガの墓を取り巻くすべての墓石を撃った。 高千穂遙『美獣 神々の戦士』より引用
  • それ以来、芹沢を取り巻くすべてが変わったのだ。 幸田真音『傷 邦銀崩壊(下)』より引用
  • しばらくは、自分を取り巻くすべてを投げ出して野球から離れていたが、24歳から軟式野球という形で再開し、少しずつ前打者が5連続敬遠された試合について振り返ることができるようになった。
  • 郁紀だけでなく、彼を取り巻くすべての人々に。 虚淵玄『沙耶の唄』より引用
  • 彼を取り巻くすべては、順調であった。 本田靖春『ニューヨークの日本人』より引用
  • ぼくの存在のいっさいが生きるか死ぬかということで戦慄し、過去が稲妻のように暗い未来の深淵のうえにきらめき、ぼくを取り巻くすべてのものが沈み込んで、世界がぼくとともに滅びようとしている。 ゲーテ/井上正蔵訳『若きウェルテルの悩み』より引用
  • 邵可を取り巻くすべてがいとしかった。 雪乃紗衣『彩雲国物語 01 はじまりの風は紅く』より引用