取り囲む

全て 動詞
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  • 老人のテーブルを取り囲むようにして、三人の若い男たちが立っていた。 山田正紀『火神(アグニ)を盗め』より引用
  • 私を取り囲む周囲のいっさいが微妙なものに包まれているようであった。 阿刀田高『異形の地図』より引用
  • 彼らを取り囲む岩の間の闇にぼんやりと影のようにうかびあがっている。 マクリーン『ナヴァロンの要塞』より引用
  • 独特の傲慢ごうまんな高さを誇示してここでも塀は我々の周りを取り囲んでいた。 山下洋輔『ドバラダ門』より引用
  • 十角形を取り囲んだドアが次々と開いて、他の者たちが飛び出してきた。 綾辻行人『十角館の殺人』より引用
  • 一同の人々は胸をはずませながら、席を立って彼女の周囲を取り囲んだ。 ドストエフスキー/中山省三郎訳『白痴(上)』より引用
  • 男が低い声でつぶやくと同時に、店中の者たちが二人を取り囲み始める。 北沢慶/山本弘/友野詳『妖魔夜行 暗き激怒の炎』より引用
  • 島の周囲は断崖絶壁に取り囲まれており、島に上陸するのは大変である。
  • ヴィッラは、方庭を取り囲む独立した建物で構成されていることが多い。
  • 表のへいの周りにはうわさを聞いて駈けつけてきた近所の人達が取り囲んでいる。 渡辺淳一『花埋み』より引用
  • このときは町を取り囲む大半の地域にわたる広大な土地が含まれていた。
  • 取り囲まれた柱の外に出ようとした時、前にあった氷の柱が吹き飛んだ。 冴木忍『カイルロッドの苦難 6 悲しみは黄昏とともに』より引用
  • それを扇形に取り囲むように布張りの安楽椅子が二十脚ほど並んでいる。 新井満『尋ね人の時間』より引用
  • 私を取り囲んでいる雪の山も、もはやぼんやりとかすんではいなかった。 イネス/池央耿訳『孤独なスキーヤー』より引用
  • 時間はもうないから、すべてが平べったく並んで私を取り囲んでいるのだ。 福永武彦『夢みる少年の昼と夜』より引用
  • また、まわりを何重にも取り囲まれ、もはや逃げることもできなかった。 水野良『ロードス島戦記 1 灰色の魔女』より引用
  • 彼を取り囲む世界全体が、彼にとって単なる表面となり、意味を失った。 ヘッセ/高橋健二訳『ガラス玉演戯(下)』より引用
  • 何か全く未知な種類のおそろしい危険に取り囲まれているようであった。 光瀬龍『東キャナル文書』より引用
  • 庭は貨物駅のプラットホームに似た高い台でぐるりと取り囲まれている。 シムノン/長島良三訳『メグレと首なし死体』より引用
  • 互いにしか聞こえない小さな声で噛きあい、取り囲む集団の中央にいた。 竹宮ゆゆこ『とらドラ! 第06巻』より引用
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