取り分けている

17 の用例 (0.00 秒)
  • 真は七郎のために肉料理を取り分けているところだった。 泡坂妻夫『喜劇悲奇劇』より引用
  • 母は空いた皿を片付けながら、父の分の朝飯をタッパーに取り分けている。 秋山瑞人『イリヤの空、UFOの夏 その4』より引用
  • 自分の分を皿に取り分けていると、傍に、五十がらみの、小柄な色の黒い男が立った。 赤川次郎『幽霊愛好会』より引用
  • その視線の示す先では、細長いのにひ弱に見えない変な男が、自分の食べる分を皿に取り分けている。 高橋弥七郎『灼眼のシャナ 第09巻』より引用
  • 誰も彼もが、ハリーの九死に一生を喜びながら、食べ物を取り分けているところだった。 ローリング『ハリー・ポッターシリーズ 05a ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(上)』より引用
  • 庭を廻って居間へ戻って来ると、お吉が買って来たばかりの串団子を木皿に取り分けている。 平岩弓枝『御宿かわせみ 30 鬼女の花摘み』より引用
  • 女房達は決してユミには教えてくれない噂話に沸き返りながら、網を繕い小魚を取り分けている。 岩井志麻子『ぼっけえ、きょうてえ』より引用
  • ハリーがちょうどロースト・ポテトを取り分けているとき、大広間の扉がまた開いた。 ローリング『ハリー・ポッターシリーズ 03 ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』より引用
  • 加奈は、私の持ってきたケーキを皿に取り分けている。 板東眞砂子『蟲』より引用
  • 幾人もの男女がそれぞれ手分けして、或る者は塩引きの魚を切っている、或る者は折敷おしきを並べている、或る者は味噌を取り分けている。 福永武彦『風のかたみ』より引用
  • 台所をのぞいて、洗面器で大量生産されたババロアを小皿に取り分けている喜久子きくこにトイレの場所を尋ねる。 秋山瑞人『ミナミノミナミノ (電撃文庫)』より引用
  • いって、男は大事そうに小袋を両手で捧げ持ち、辻占菓子を取り分けている助っ人に渡した。 服部真澄『清談 佛々堂先生』より引用
  • 祖母は、いつものように殆ど表情のない顔で、そばの青い瀬戸の大きい火鉢で海苔のりをあぶり、大人は八枚に切り、子供はそれを更に二つに切ったのを、海苔のお皿とよんでいた九谷の四角い皿に取り分けている。 向田邦子『父の詫び状』より引用
  • ランポウルは、ドリスコルの持ち物を、あれやこれやと取り分けている彼女の姿を思い浮かべた。 カー/宇野利泰訳『帽子蒐集狂事件』より引用
  • スープがさがり、代りの皿が並べられてボーイが器用な手さばきで料理を大皿から取り分けている間、私は質問を差し控えていた。 福永武彦『海市』より引用
  • 大きなすしおけからみんなに取り分けているしま。 向田邦子『蛇蠍のごとく』より引用
  • 香月は手際よく小皿に前菜を取り分けている。 石田衣良『赤・黒(ルージュ・ノワール) 池袋ウエストゲートパーク外伝』より引用