取り出し

全て 動詞
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  • 取り出してみると、この二三ヶ月見たこともない十円紙幣が二枚あった。 平林初之輔『動物園の一夜』より引用
  • 誰かがこの中からチェスの駒を取り出してパイに入れたのは間違いない。 篠崎砂美『お隣の魔法使い1 ~始まりは一つの呪文~』より引用
  • 彼は再びチョッキの内ポケットから指環を取り出して女給の手に渡した。 佐左木俊郎『指と指環』より引用
  • 盤得尼が出て行ってしまうと、法水は衣袋ポケットから一枚の紙片を取り出した。 小栗虫太郎『夢殿殺人事件』より引用
  • 取り出して来て見ると、一日として何か起こっていない日はなかった。 島崎藤村『嵐』より引用
  • 傍で母親は、包みのなかから、お銀の不断着などを取り出して見ていた。 徳田秋声『黴』より引用
  • 餞別せんべつのしるしに贈られたという二枚の書をも私の前に取り出して見せた。 島崎藤村『嵐』より引用
  • あるじいさんが、途中とちゅう財布さいふしてかね計算かんじょうしているのをた。 小川未明『つばめと乞食の子』より引用
  • きっと、いつも取り出してくる変な物がつまった倉庫か何かなのだろう。 篠崎砂美『お隣の魔法使い1 ~始まりは一つの呪文~』より引用
  • 次に、彼は左の内ポケットから、漁夫の使うような網を取り出しました。 原民喜『ガリバー旅行記』より引用
  • やがて、中から何か二三点取り出して、それを畳の上へ置いて考えた。 夏目漱石『永日小品』より引用
  • 誰かに持って行かれたのだという疑いが、だんだん明らかな形を取り出した。 菊池寛『出世』より引用
  • 自分はそこにあった巻莨入まきたばこいれから煙草たばこを一本取り出して燐寸マッチの火をった。 夏目漱石『行人』より引用
  • いかにその中身が少ないときでも、どうにかして多少の金を取り出した。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • いま懐中鏡を取り出したのは、私の行動を監視するためにちがいない。 平林初之輔『秘密』より引用
  • 兄は勇躍して、その白毛しらげのようなものをポケットから取り出しました。 海野十三『崩れる鬼影』より引用
  • いかにも嬉しそうに薬を取り出し、素子は口に水を含んで、薬を飲んだ。 外村繁『日を愛しむ』より引用
  • リカが作って来た弁当の中から、飲み物だけを取り出して三人は飲んだ。 片岡義男『少女時代』より引用
  • 重吉は蔵のなかへ何か取り出しに行ったのであろうと想像された。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 玄竜はそこで二本目の煙草を取り出して火を附け、ふーと煙を吹き上げた。 金史良『天馬』より引用
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