取り上げ

全て 動詞
16,083 の用例 (0.01 秒)
  • 楽器を取り上げてしまえば基本的に彼等はただの人間でしかないからだ。 榊一郎『神曲奏界ポリフォニカ 04 ストラグル・クリムゾン』より引用
  • おめえの腹なんかいくら減つたつてそんな事をお取り上げになるもんか。 伊藤野枝『監獄挿話 面会人控所』より引用
  • 彼らはわしの武器を取り上げてしまったから、しかし死にきれなかった。 倉田百三『俊寛』より引用
  • 妹等はもう何処らまで行ったかと思って手近い旅行案内を取り上げてみた。 寺田寅彦『障子の落書』より引用
  • 新聞はどういう形態の問題としてでも一応は取り上げられることが出来る。 戸坂潤『現代哲学講話』より引用
  • 私は拳銃を取り上げて小屋の扉を蹴開いて縄梯子を伝わって丘へ下りた。 国枝史郎『沙漠の古都』より引用
  • そしてその日記帳に重ねて置かれてあった他のノートを取り上げてみた。 井上靖『崖(下)』より引用
  • 何気なく罫紙を取り上げて裏を返して見ると三四行の英語が書いてある。 夏目漱石『虞美人草』より引用
  • 手捜てさぐりに取り上げた洋筆軸ペンじくは父が西洋から買って来てくれた昔土産むかしみやげである。 夏目漱石『虞美人草』より引用
  • 渡瀬にはその宝に触れてみる資格が取り上げられているようにさえみえた。 有島武郎『星座』より引用
  • 荷車の方は共和政府で取り上げて、田舎者の方は王の政府にくれてやれ。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • だからこの問題を全然取り上げないのは孔子のみだと言わねばならぬ。 和辻哲郎『孔子』より引用
  • ようこがベッドの上から取り上げたのはハイティーン向けの雑誌である。 有沢まみず『いぬかみっ!06』より引用
  • 宗児はテーブルを傍に寄せ、絨毯じゆうたんの上に空間を作り、人形を取り上げた。 泡坂妻夫『乱れからくり』より引用
  • 流し台の横のワゴンの上に置かれた鯛焼きの袋を取り上げて開けてみる。 山本文緒『群青の夜の羽毛布』より引用
  • 私は眼を転じていわゆる上等品のうち、美しい作を取り上げてみましょう。 柳宗悦『民芸とは何か』より引用
  • 言論の上に於て、彼は余りに多くの対象を取り上げすぎたかも知れない。 豊島与志雄『三木清を憶う』より引用
  • して見れば軍人は我々に与えたものを取り上げただけの話である。 山田風太郎『同日同刻 ―太平洋戦争開戦の一日と終戦の十五日』より引用
  • マスコミもまた、これを唯一の明るいニュースとして大きく取り上げた。 堺屋太一『油断!』より引用
  • 文芸の認識論として取り上げられた最近の問題は、形象化の観念である。 戸坂潤『哲学の現代的意義』より引用
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