収拾つかなく

16 の用例 (0.00 秒)
  • 聞いている僕の頭は、当然のことながら収拾つかないほど大混乱に陥った。 MASKMAN『ボヘミアンガラス・ストリート』より引用
  • 事が大きくなったら、誰が出ていったって収拾つかなくなるんだから。 今野緒雪『マリア様がみてる 14 涼風さつさつ』より引用
  • ガキんちょどもがパニックして収拾つかなくなった時は、あれに限る。 久美沙織『小説版MOTHER1』より引用
  • 山代大五がいきなり何もかもぶちまけてしまったので、事態は収拾つかなくなりそうな気配を見せていた。 井上靖『崖(上)』より引用
  • では何かほかにあるかというと、収拾つかないが、この方面の才能が最も欠如していることは本人が一ばんよく知っている。 田辺聖子『イブのおくれ毛 Ⅰ』より引用
  • 二人がいきなり顔を合わせ、一人が関係があったと言い、一人がなかったと否定して、二人でがあがあどなり合うなどということになると、事が男女の話であるだけに収拾つかなくなるだろう。 藤沢周平『よろずや平四郎活人剣(下)』より引用
  • 無視するといっても、東京や大阪の都心みたいに人は多くないので、収拾つかない混乱になる、ということはない。 田辺聖子『ヨーロッパ横丁たべあるき』より引用
  • ただ、驚くべきことに、彼は階段をおりながらも、まだ、ひょっとすると、事態はまだ全然収拾つかなくなってしまったわけではないのかもしれない、二人の婦人のことだけだったら、『まだまだ十分』回復の見こみはあるなどと思っていた。 ドストエフスキー/北垣信行訳『罪と罰(中)』より引用
  • 収拾つかない混乱になる。 田辺聖子『女の長風呂 Ⅱ』より引用
  • 統制力を失うと収拾つかない状態になる。 松本清張『黒の回廊』より引用
  • 禽たちは小舎を追われて脅え、昂奮し、それをお互に相乗しあって収拾つかないありさまだ。 田久保英夫『深い河』より引用
  • 男がいかに声らし、泣きわめいて「そんな事実はない」と叫んでも、いったん公表されると社会的地位は失う、家庭は崩壊する、もう収拾つかない。 田辺聖子『イブのおくれ毛 Ⅱ』より引用
  • いろいろな事象がそれ自身の収拾つかない課題の生々しい断面をむき出しながら、益々幅と量とをましながら奔流しつつ十二月が来ている。 宮本百合子『今日の文学の諸相』より引用
  • だいたい、これほど国民が毎日ためつすがめつする紙幣の肖像を、一にぎりの大蔵省の役人だけがきめてしまうのも僭越せんえつだと思うけれど、しかし世論などにきいたら、こんどは百家争鳴で収拾つかなくなるおそれがあり、まあいたしかたのないことかも知れない。 山田風太郎『死言状』より引用
  • フランスの映画プロデューサー、ラウール・レヴィがドニス・ド・ラ・パテリエール監督、アラン・ドロン主演で、1962年から撮影を進めていた大作『マルコ・ポーロ 大冒険』の製作現場が収拾つかなくなり、共同監督としてお呼びがかかる。
  • 収拾つかなくなるし。 竹宮ゆゆこ『とらドラ・スピンオフ3! 俺の弁当を見てくれ』より引用