収拾つか

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  • 聞いている僕の頭は、当然のことながら収拾つかないほど大混乱に陥った。 MASKMAN『ボヘミアンガラス・ストリート』より引用
  • 事が大きくなったら、誰が出ていったって収拾つかなくなるんだから。 今野緒雪『マリア様がみてる 14 涼風さつさつ』より引用
  • これも事態を収拾つかぬものとした原因の一つであります。 山田風太郎『魔群の通過』より引用
  • そうしないとあらゆることが混乱し、錯綜し、収拾つかなくなりそうである。 井上靖『崖(下)』より引用
  • ガキんちょどもがパニックして収拾つかなくなった時は、あれに限る。 久美沙織『小説版MOTHER1』より引用
  • 山代大五がいきなり何もかもぶちまけてしまったので、事態は収拾つかなくなりそうな気配を見せていた。 井上靖『崖(上)』より引用
  • では何かほかにあるかというと、収拾つかないが、この方面の才能が最も欠如していることは本人が一ばんよく知っている。 田辺聖子『イブのおくれ毛 Ⅰ』より引用
  • 二人がいきなり顔を合わせ、一人が関係があったと言い、一人がなかったと否定して、二人でがあがあどなり合うなどということになると、事が男女の話であるだけに収拾つかなくなるだろう。 藤沢周平『よろずや平四郎活人剣(下)』より引用
  • 無視するといっても、東京や大阪の都心みたいに人は多くないので、収拾つかない混乱になる、ということはない。 田辺聖子『ヨーロッパ横丁たべあるき』より引用
  • 一方、春陽会は平生文相案支持を声明するなど、帝院は収拾つかぬ状態に至った。 和田利夫『昭和文芸院瑣末記』より引用
  • いい加減収拾つかなくなってきたんだけど。 沖田雅『先輩とぼく 05』より引用
  • それに、ああでも言わないと、収拾つかなかったわ。 岩本隆雄『星虫』より引用
  • 酒を飲ましたら、収拾つかんようになるにきまってます。 駒田信二『一条さゆりの性』より引用
  • お嬢さん、ちょっと待ってくださいと言っても、警察は私を犯人だと決めつけている、と大声でわめきちらして収拾つかんのだよ。 吉村達也『ワンナイトミステリー7 「北京の龍王」殺人事件』より引用
  • 悪評は悪評を呼び、ついには収拾つかぬまでに家中は騒擾そうじようする。 五味康祐『十二人の剣豪』より引用
  • ただ、驚くべきことに、彼は階段をおりながらも、まだ、ひょっとすると、事態はまだ全然収拾つかなくなってしまったわけではないのかもしれない、二人の婦人のことだけだったら、『まだまだ十分』回復の見こみはあるなどと思っていた。 ドストエフスキー/北垣信行訳『罪と罰(中)』より引用
  • 収拾つかない混乱になる。 田辺聖子『女の長風呂 Ⅱ』より引用
  • 海なんか行ったら、そりゃ彼女の長い髪はベタベタ、自慢のお肌もベタベタ、海の家のシャワーなんかじゃもう収拾つかねえだろうがよ、若い二人ふたり身体からだは! 竹宮ゆゆこ『ゴールデンタイム 04巻 裏腹なる don't look back』より引用
  • さらに、後続する者たちは、そこに伏敵があった、と思い込んで、収拾つかぬ混乱を起してしまった。 柴田錬三郎『われら九人の戦鬼 (上)』より引用
  • それらの人々から断片的にあつめたインフォーメエションの上に立ち、而も作家としての立場からそれらの情報、説明を現実に照らし合わせて正当に判断するだけの力はない作者の無知が、言葉の綾では収拾つかぬ程度にまで作品の生地に露出している。 宮本百合子『「迷いの末は」』より引用
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収拾つか の使われ方