双眸

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  • 私は、霧野の双眸そうぼうの奥に憤りの炎が燃えているのを見たような気がした。 有栖川有栖『海のある奈良に死す』より引用
  • キングは双眸そうぼうおくから春のごとやわらかな光をおれの額の上に集めた。 井上ひさし『ドン松五郎の生活』より引用
  • 悪魔の双眸が真円にまで見開かれ、唇の端が大きく左右に吊り上がった。 ベニー松山『風よ。龍に届いているか(下)』より引用
  • その双眸そうぼうが夜行性の獣のように輝いているのに、人々も気づいていた。 水野良/白井英/山本弘『妖魔夜行 悪魔がささやく』より引用
  • そのとき双眸の正体がわからなかったことを、神に感謝しなければならない。 ラヴクラフト全集3『04 「潜み棲む恐怖」』より引用
  • 濡れた双眸そうぼうが目の前にあるというのに、二人の距離は縮まらなかった。 小池真理子『天の刻(とき)』より引用
  • 額が眼窩がんかの上に張りだし、細く鋭い双眸そうぼうが、怒りの光を強く放っている。 高千穂遙『クラッシャージョウシリーズ08A 悪霊都市ククル〔上〕』より引用
  • 鋭い双眸そうぼうは強気な印象を感じさせるが、今は相対的なもろさを見せている。 白瀬修『おと×まほ 第03巻』より引用
  • こちらの胸の底の何も彼も見通してしまったかのようなおばばの双眸なのだ。 池波正太郎『蝶の戦記 上』より引用
  • 一瞬、彼女の双眸に見えた感情が、怒り以外の何かであるとは思えなかった。 佐竹彬『カクレヒメ 第02巻』より引用
  • 窓の上端よりも高い位置から、真っ赤な双眸がディーを覗き込んでいた。 ベニー松山『風よ。龍に届いているか(下)』より引用
  • 黒い光沢のある双眸と、薄い唇が、その女をいかにも挑戦的に見せていた。 山田正紀『崑崙遊撃隊』より引用
  • その闇の向こうでひかる、金色の双眸に、二人はまだ、気がつかなかった。 山藍紫姫子『THE DARK BLUE』より引用
  • シールシャの黒い双眸そうぼうは夜空の星を映したようにきらきらと輝いていた。 縞田理理『霧の日にはラノンが視える4』より引用
  • 三十二、三と見える浪人で、顔色が灰色をし、双眸を血ばしらせている。 峰隆一郎『人斬り弥介』より引用
  • その肥大した頭部で暗い光を放っている双眸が、いかにも凶悪そうだった。 山田正紀『宝石泥棒』より引用
  • その双眸そうぼうに視線がくぎづけになり、他の部分が全く目に入ってこないのである。 ベニー松山『隣り合わせの灰と青春』より引用
  • 男はほかのみんなと同じ服を着ていたが、その双眸そうぼうは、他と違い薄い灰色をしていた。 時雨沢恵一『キノの旅 第03巻』より引用
  • しかしそれを受ける流の双眸そうぼうも、ぎらぎらとした怒りに燃えていた。 北沢慶/山本弘/友野詳『妖魔夜行 暗き激怒の炎』より引用
  • その緋色の花弁は陽子の髪を思わせ、 その深い緑は陽子の双眸を思わせた。 同人『十二国記』より引用
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