及ぶ

全て 動詞
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  • 世間の小説家が何をどう考えるのか、牛河の想像が及ぶところではない。 村上春樹『1Q84 BOOK3』より引用
  • そういうことは、彼の仲間の一人として考え及ぶ者はなかったのである。 宮本百合子『禰宜様宮田』より引用
  • 彼は常に当時の私には、考えの及ばないような問題を一人で考えていた。 夏目漱石『硝子戸の中』より引用
  • 浮浪児の再教育は現在の段階ではその必要の千分の一にも及んでいない。 宮本百合子『今日の日本の文化問題』より引用
  • うかつな攻め方をすれば、逆にこちらに危険が及ぶのは目に見えていた。 吾妻博勝『新宿歌舞伎町 マフィアの棲む街』より引用
  • そうしてその活躍の影響が地方に及ぶのは、夏と冬と春の休暇後である。 夢野久作『東京人の堕落時代』より引用
  • どんな覚悟のよい侍でも及ばないほど静かな眸で死を見ているのである。 吉川英治『宮本武蔵』より引用
  • 活動は継続中で、収められている電子テキストは一万六〇〇〇にも及ぶ。 宮川典子『青空文庫ものがたり』より引用
  • 現在の自分にはこれ以上のことは徳が足りなくて企て及ばないのである。 阿部次郎『三太郎の日記 第三』より引用
  • それは彼の力の及ぶかぎり、愛の純粋な表現を成就しようということだ。 有島武郎『惜みなく愛は奪う』より引用
  • 満三年に及ぶ京の宮仕えの経験も、この点ではほとんど効果がなかった。 海音寺潮五郎『平将門 中巻』より引用
  • それだからまたわざわざ絵や文字に書いて残すに及ばなかったのである。 柳田国男『年中行事覚書』より引用
  • 私は自分の力を知るに及んで、同時に、自分の恋の深さをも知ったのだ。 豊島与志雄『画舫』より引用
  • 美しいには美しいにしても、とてもこの身に及ぶべくもないと思つた。 田山花袋『道綱の母』より引用
  • さう云ふ人は、人間の智惠の及ぶ限り龜の卵の事を知つて居るであらう。 新渡戸稲造『教育の目的』より引用
  • そういう人は、人間の智恵の及ぶ限り亀の卵の事を知っているであろう。 新渡戸稲造『教育の目的』より引用
  • このに及んでもまだ、リルガミン市の市民は平和な夢を見続けていた。 ベニー松山『風よ。龍に届いているか(上)』より引用
  • もっとも私も及ばずながら医師いしゃの世話もしたんです、薬も飲ませました。 泉鏡花『婦系図』より引用
  • そして私の家を見るに及んで私の心臓は安らかに動き出したのであった。 小出楢重『めでたき風景』より引用
  • タクシーの運ちゃんか誰かがおれに気づいて、ご注進に及んだのだろう。 菊地秀行『トレジャー・ハンター15 エイリアン魔神国 完結篇3』より引用
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