厳に

全て 副詞
231 の用例 (0.01 秒)
  • 自分は彼女の怒りを犯しても、敢然として監督を厳にすべきであろうか? 谷崎潤一郎『痴人の愛』より引用
  • 彼が基地へ接近しながら、警戒をげんにしていたのはいうまでもない。 E・E・スミス/小西宏訳『(レンズマン・シリーズ4) レンズの子ら』より引用
  • その点は現在および将来の問題として私の前に厳に横たわっているのである。 倉田百三『愛と認識との出発』より引用
  • 彼が死んだ兄に似ていると思った眼で、おごそかにじっと見たのである。 芥川竜之介『さまよえる猶太人』より引用
  • それにつづいて合唱の声が海の潮の騒ぐように、おごそかに尊げに聞えて来る。 国枝史郎『神州纐纈城』より引用
  • それほどまで警戒を厳にしてその日を待っているのである。 半藤一利『ノモンハンの夏』より引用
  • 言いたい事と、言わねばならない事とは厳に区別すべきである。 桐生悠々『言いたい事と言わねばならない事と』より引用
  • すでにこれを定めて法となすうえは必ず厳にその趣意を達せざるべからず。 福沢諭吉『学問のすすめ』より引用
  • 厳に秘密とされて、何ひとつぼくたちには知らされないであろう。 眉村卓『不定期エスパー5』より引用
  • 郭守敬の作暦に際して観測の事を厳にしたのはその影響ではなかったであろうか。 三上義夫『文化史上より見たる日本の数学』より引用
  • その藩屏はんぺいたる公侯伯子男その他の貴族ら臣下とは厳に区別さるべきである。 松本清張『赤い氷河期』より引用
  • 右の点は厳に注意されねばならぬところである。 風巻景次郎『中世の文学伝統』より引用
  • 本来ならばただ近づくことすらげんに禁じられるような、そんな組み合わせなのだ。 枯野瑛『銀月のソルトレージュ04 扉なき仮宿』より引用
  • 寺院へはヒンドゥー教徒しか入れず、生き神の撮影は厳に禁止されている。
  • 先を急いで準備が中途半端になることは、厳に戒められなければならなかった。 五味川純平『ガダルカナル』より引用
  • よって東京並びに出先の軍憲に対しても、この旨を厳に訓達しておいた。 戸坂潤『世界の一環としての日本』より引用
  • 東厳にではない、海の向うにいる新王に対してである。 井沢元彦『日本史の叛逆者 私説・壬申の乱』より引用
  • 因果律の確信を持つことが出来ぬということはそれが妥当しないということから厳に区別されねばならぬ。 戸坂潤『カントと現代の科学』より引用
  • 学術や研究のためと称して、意のままに死体や臓器を扱うことを厳に戒めている。
  • 僕の考えでは小児を育てるにむしろげんに失するもかんに失してはならん。 村井弦斎『食道楽』より引用
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