厳つい

全て 形容詞
110 の用例 (0.00 秒)
  • 弁護士のアタソン氏は微笑すら浮かべたことのない顔のいかつい人だった。 スティーヴンスン/日高八郎訳『ジーキル博士とハイド氏』より引用
  • 被害者の写真は顔しか出ていないけど、でもとてもいかつい感じで強そうだ。 上遠野浩平『しずるさんと偏屈な死者たち』より引用
  • 怒っているわけではないのだろうが、そうとしか思えないいかつい声だ。 安井健太郎『ラグナロク 第01巻 黒き獣』より引用
  • 発掘した写真立てに、ちょっといかつい男の人と若い女の人が写っていた。 篠崎砂美『お隣の魔法使い1 ~始まりは一つの呪文~』より引用
  • それが終始厳つい雰囲気の人物では、その心根の哀れさが表現しにくい。
  • 伊月の素朴な問いかけに、龍村はいかつい顔をゆがめるようにして苦笑した。 椹野道流『鬼籍通覧5 禅定の弓』より引用
  • 薄明りの中で根本のいかつい顔は、黒い影となって、その古傷を隠した。 池上司『八月十五日の開戦』より引用
  • 都市警察強行警備課としけいさつきょうこうけいびかの課長はいかつい顔に似合わない笑みをかべてやってきた。 雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス03 センチメンタル・ヴォイス』より引用
  • いかつい表情が多少はやわらいで見えるのは、眠っているせいだろう。 秋田禎信『エンジェル・ハウリング 第04巻』より引用
  • それはなにも、このホークがいかつい顔をしているからではない。 吉野匠『レイン2 招かれざる帰還』より引用
  • その厳つい表情からアクション映画への出演が多かったが近年はコメディ等にも出演している。
  • しかも宿にまった男たち、どれもいかつく、不穏な気配をしていた。 小野不由美『十二国記 06 風の万里 黎明の空(上)』より引用
  • その制服のいくらかいかつい背中から、私はそう感じた。 三島由紀夫『金閣寺』より引用
  • 公一は子供のときと同じように、いかつい体つきのわりに眼がやさしかった。 平岩弓枝『旅路(中)』より引用
  • 北本のおやじは、えらが張った厳つい顔をした五十年輩の男だった。 榊涼介『ガンパレード・マーチ 02 5121小隊の日常』より引用
  • 自分の姿を認めた羽村がドライバーズシートの窓を下げ、厳つい顔をのぞかせた。 新堂冬樹『忘れ雪』より引用
  • ぴんとびた口ひげもいかつかったが、その口調からは温厚おんこうさがにじみ出ていた。 ろくごまるに『封仙娘娘追宝録・奮闘編05 最後の宝貝』より引用
  • その太くいかつい指に細く指輪のはめられていることを、陽子はみょうに印象に残した。 小野不由美『十二国記 06 風の万里 黎明の空(上)』より引用
  • 丈の高いかし椅子いすが、いかつい背をこちらへ向けて、掛けた人の姿はその蔭にかくれて見えぬ。 神西清『ジェイン・グレイ遺文』より引用
  • そのいかつい顔を西之園の方へ向けると、一瞬で笑顔に変わる。 森博嗣『G 04 εに誓って (講談社ノベルス)txt形式』より引用
  • 次へ »