厚い

全て 形容詞
9,086 の用例 (0.02 秒)
  • というのは、この厚さの差はそのようにして生じたのではないからです。 ホーガン『星を継ぐもの』より引用
  • だがいくら礼を厚くしてみても、怒ったドイツ人には無駄むだなことだった。 ドイル/延原謙訳『シャーロック・ホームズの最後の挨拶』より引用
  • 厚さは大きさに応じてさまざまだが、三センチから十センチ程度である。 宮崎康平『まぼろしの邪馬台国』より引用
  • 五ミリと言ふよりはむしろ一センチくらゐの厚さがものを言ふのである。 丸谷才一『食通知つたかぶり』より引用
  • 俺はあの女の写真を一インチも厚さのあるファイルの中で見つけたんだ。 イネス/池央耿訳『怒りの山』より引用
  • 陽があたっている水のように明るく動く微笑の影が、肉の厚い頬にある。 大佛次郎『赤穂浪士(上)』より引用
  • ドイツ旅行中夢にまでみたキャビアやチーズや肉の厚切りが待っていた。 豊田穣『松岡洋右――悲劇の外交官――(下)』より引用
  • 厚い帯をめかけているので、自分がすぐ玄関へ出る訳に行かなかった。 夏目漱石『明暗』より引用
  • 厚く重なった結果を見ながら一月の努力の結果を深く感謝したのである。 宮本百合子『日記』より引用
  • しかし、ごく厚い層になつてゐるとその淡い色が眼に見えるやうになる。 ファーブル・ジャン・アンリ『科学の不思議』より引用
  • それが日ましに厚さをましていくのに、担当官は苦笑するほかはなかった。 半藤一利『ノモンハンの夏』より引用
  • そこで彼らの顔を時代劇に出てくるような肉厚な顔にすりかえてみた。 和田はつ子『薬師』より引用
  • どの雑誌も厚くて、いい紙がつかわれていて、昭和二年頃のものである。 宮本百合子『折たく柴』より引用
  • こんな厚いものが、どうしてあのような速さで伸びていったのであろうか。 海野十三『怪星ガン』より引用
  • アメリカには七〇〇〇メートルもの厚さの石炭層があるということである。 星新一『生命のふしぎ』より引用
  • だがその壁は厚く天井は高く、とにかく空間だけはたっぷりとしている。 篠田真由美『玄い女神 建築探偵桜井京介の事件簿』より引用
  • ただ顔立ちに似気なく厚肉の唇はなまの情慾に燃え血を塗ったようだった。 岡本かの子『富士』より引用
  • スタニスラフスキーの思い出は厚い本になって日本でも出版されていた。 宮本百合子『俳優生活について』より引用
  • しかし、それを補うに充分な装甲の厚さを、これらの機体は有していた。 皆川ゆか『機動戦士ガンダム外伝 戦慄のブルー』より引用
  • 昨日まではお母さんは雨季の空の雲みたいに厚く暗い様子をしていた。 酒見賢一『聖母の部隊』より引用
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