印象

全て 名詞
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  • その時に先生の答えたことの要領が今でもはっきりと印象に残っている。 寺田寅彦『夏目漱石先生の追憶』より引用
  • 東京へ帰つてみると、街の印象がなにひとつ変つてゐないので安心した。 岸田国士『従軍五十日』より引用
  • 子供心に強く印象に残っているのでは、吉田という伯父がそうであった。 坂口安吾『安吾の新日本地理』より引用
  • こんな子供の顔は、今想い出そうとしても何の印象も残っていなかった。 徳田秋声『足迹』より引用
  • だが印象が複雑であればある程、そう簡単に道は見つかるものではない。 戸坂潤『文芸評論の方法について』より引用
  • 書いてあることは何の造作ぞうさもないように見えてかえって印象が鮮やかだ。 蒲原有明『夢は呼び交す』より引用
  • 印象も亦そういう理由から同じく勝手で気儘なものだと考えられている。 戸坂潤『思想としての文学』より引用
  • しかし人生に対する私の最初の印象は、決して不快なものではなかった。 金子ふみ子『父』より引用
  • どういうものかそのときの顔がいつまでもはっきり自分の印象に残っている。 寺田寅彦『B教授の死』より引用
  • そして眼から来る印象は知らず識らずのうちに私共に深い印象を与えます。 兼常清佐『レコード蒐集』より引用
  • ただそれだけのことだったが、それが変に不安な印象を人々に与えた。 豊島与志雄『浅間噴火口』より引用
  • 私はまたそのハイカラであつた、姉の夫の時々の印象をも聯想してゐた。 徳田秋声『町の踊り場』より引用
  • 先生の奥さんにはその前玄関で会った時、美しいという印象を受けた。 夏目漱石『こころ』より引用
  • これを読んで岸本は墓地での印象が彼女の上にも深かったことを知った。 島崎藤村『新生』より引用
  • このような一言ひとことが今でも生き生きと自分の頭に深い印象を残している。 中谷宇吉郎『指導者としての寺田先生』より引用
  • そして母は比較的明るい印象を娘の表情から得てゐたものらしかつた。 神西清『青いポアン』より引用
  • この光景は活動写真とは思えないほど生き生きした印象を残している。 伊丹万作『私の活動写真傍観史』より引用
  • どんといふ扉の音の印象とピストルの音の印象と結局甲乙はないのだね。 坂口安吾『吹雪物語』より引用
  • この感覚の印象の響き方を聞いて、教養の立てる音を知ることが出来る。 戸坂潤『思想と風俗』より引用
  • それは四五年前結婚した年に、二週間ばかり行つてゐた海岸の印象であつた。 田中貢太郎『あかんぼの首』より引用
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