南へ下る

34 の用例 (0.00 秒)
  • サケは、産卵のために北太平洋のカムチャツカ辺りから南へ下ってくる。
  • 中の町をあとにして再び天竜川を舟で渡り、池田から川に沿って南へ下った。 笹沢左保『地獄を嗤う日光路』より引用
  • 東京を振出しに一旦北に上り、それから順次に南へ下ることに致します。 柳宗悦『手仕事の日本』より引用
  • 二条大路を東へゆき、美福門びふくもんのところで右に折れて壬生みぶ大路を南へ下った。 夢枕獏『陰陽師生成(なまな)り姫』より引用
  • 庄屋屋敷の前の道は北側が高く、南へ下るにつれて勾配をなしている。 五味康祐『刺客(せっかく)』より引用
  • 弟はここには来そうもないが、南へ下ってアルバートのところへ行くかもしれませんな。 フィルポッツ/赤冬子訳『赤毛のレッドメーン家』より引用
  • 国道と土讃本線は、いわば吉野川をさかのぼりながら、南へ下っているわけだ。 津村秀介『松山着18時15分の死者』より引用
  • 天頂から少し南へ下ったあたりの空に、黒いしみのようにけむりかたまりが浮いていた。 光瀬龍『紐育、宜候 SF〈太平洋戦争〉』より引用
  • そこで寒さを避けるために、我々はもっと南へ下った。 ジッド/石川淳訳『背徳者』より引用
  • そこで私はカシムをそのままにして河の右岸にそって南へ下った。 ヘディン/岩村忍訳『中央アジア探検記』より引用
  • 一時間毎に国道で落ち合って、だんだん南へ下ってゆくんや。 天藤真『大誘拐』より引用
  • どこへと一瞬迷ったようだが、結局新十郎が選んだのは甲府から真南へ下っている道だった。 笹沢左保『雪に花散る奥州路』より引用
  • 洋右をのせた馬車は、ことことと終日オレゴン州の高原を南へ下った。 豊田穣『松岡洋右――悲劇の外交官――(上)』より引用
  • また天に衝き上げるように枝を伸ばしている高い木も、南へ下るにつれて多くなった。 井上靖『おろしや国酔夢譚』より引用
  • 湾の対岸の最初の駅で二人は降り、南へ下る列車を待って、それに乗り込んだ。 ロッデンベリイ『スター・トレック4/故郷への長い道』より引用
  • 南へ下っているのは、鰍沢かじかざわを経て東海道の岩淵へ出る身延山みちであった。 笹沢左保『雪に花散る奥州路』より引用
  • 木更津港で降り一二七号線を南へ下った。 阿刀田高『花の図鑑(上)』より引用
  • 南へ下るにつれて雪は次第に少なくなってゆくけれど、風はもとより刺すように冷い。 山田風太郎『忍法封印いま破る』より引用
  • 彼は翌朝帆をあげると、広々としたさいはての海をまっすぐ南へ下っていった。 グィン『ゲド戦記1 影との戦い』より引用
  • 桜上水から水道道路に出て、千歳船橋付近で環八通りに乗って、南へ下る。 森村誠一『腐蝕の構造』より引用
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