卓子を囲ん

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  • モレル夫人は二階に上って行って、三人の男は卓子を囲んで腰掛けた。 ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 中巻』より引用
  • 奥をのぞくと、いくつもの卓子を囲んで、人々が盛んに飲み食ひしてゐる。 岸田国士『従軍五十日』より引用
  • 或日私は白石かずこの誕生日に招かれて、大勢で晩餐の卓子を囲んだ。 森茉莉/早川暢子編『貧乏サヴァラン』より引用
  • 婆さんと、子供とお君さんと私と四人で卓子を囲んで御飯をたべる。 林芙美子『新版 放浪記』より引用
  • 六人の人間が小さい卓子テーブルを囲んで座っていた。 直木三十五『金の十字架の呪い』より引用
  • 卓子を囲んで、七八人の日本人が、賑かに食事をしてゐた。 岸田国士『北支物情』より引用
  • 実際、視線がらされていても、卓子つくえを囲んでいる男たちが全身を耳にして陽子の気配を探っているのが分かった。 小野不由美『十二国記 06 風の万里 黎明の空(上)』より引用
  • まる卓子テーブルを囲んだ五六人の客は事務長を相手に盛に談笑しながら、ホークやナイフを動かしていた。 大倉燁子『妖影』より引用
  • ジェリイが賭け金を入れた帽子を持ち、幾つかの卓子を囲んでいる男達は、皆モレルと彼の相手の男の方に眼を向けていた。 ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 上巻』より引用
  • 紫檀の大卓子を囲んで、和服に羽織袴の立派なる人物が三人、いずれも年の頃は五十を過ぎている。 海野十三『深夜の市長』より引用
  • のみならず、周囲の卓子テエブルを囲んでいる連中が、さっきからこちらへ迂散うさんらしい視線を送っているのも不快だった。 芥川竜之介『路上』より引用
  • その裸蝋燭の光で朦朧もうろうとしてそこに二箇ふたつばかりの人影が、卓子を囲んでいることを能登守は認めることができました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 新たに児童図書館が設けられ、赤児を結いつけおんぶした近所の子供が、各年級に分れた卓子を囲んで、絵本を見たり雑誌を読んだりしていた。 宮本百合子『一本の花』より引用
  • それから二十分ほど後、私たちは、鬼塚元帥と、大きな卓子テーブルを囲んで、向いあっていた。 海野十三『地球要塞』より引用
  • 二人のオスノーム人と二人のウルヴァニア人とが公式に卓子を囲んでみると、会談の雰囲気はのっけから非友好的であった。 E・E・スミス/川口正吉訳『ヴァレロンのスカイラーク』より引用
  • 八人の女が、猿のように小さな卓子を囲んで箸を動かせる。 林芙美子『放浪記(初出)』より引用
  • 一番窓際まどぎわ卓子テーブルに、豊ちゃんの云った「例のお仲間」の四人が、一つの卓子テーブルを囲んで、競技に夢中になっていた。 海野十三『麻雀殺人事件』より引用
  • ツイ二三日前のこと、私達は赤い丸卓子を囲んで昂奮に汗ばんだ顔を並べ、心霊学者深井博士の話を、熱心に聞いていた。 大倉燁子『心霊の抱く金塊』より引用
  • 花模様の青い絨氈の敷かれた床の上には、桃花心木マホガニイ卓子テーブルを囲んで、水色の蒲団クションの取り附けてある腕椅子アームチェイアが五六脚置かれてゐる。 菊池寛『真珠夫人』より引用
  • 通って見ると部屋の中には、もう四五人の大学生が、フロックの清水昌一しみずしょういちと一しょに、小さな卓子テエブルを囲んでいた。 芥川竜之介『路上』より引用
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