卓子の端

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  • と言ううちに私は立上って、卓子の端に両手をついてお辞儀をした。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • と云ううちに私は立上って、卓子テーブルの端に両手をいてお辞儀をした。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • 彼は卓子の端に置かれたリクエスト・カードを一枚とり、細かい字を書きはじめた。 矢作俊彦『東京カウボーイ』より引用
  • 大卓子の端に両手を突っ張って、穴の明くほど正木博士の顔を見た。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • エーゴルはジェルテルスキー夫婦の前で卓子の端から端へ十円札を十五枚並べた。 宮本百合子『街』より引用
  • と言い終らぬうちに正木博士は両手を卸して、大卓子の端をドシンと叩いた。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • と云い終らぬうちに正木博士は両手を卸して、大卓子テーブルの端をドシンと叩いた。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • 卓子テーブルの端に両手を突張って、穴の明くほど正木博士の顔を見た。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • 眼を見据えると、お清は卓子の端につかまって立ちながら、こちらをじっと見ていた。 豊島与志雄『反抗』より引用
  • 道子は両手でしっかりと卓子の端を握っていたが、その手を離せば今にも倒れそうな格好だった。 横溝正史『呪いの塔』より引用
  • 私は思わず卓子の端をつかんだ。 横溝正史『芙蓉屋敷の秘密』より引用
  • フランボーもニヤリと笑いながら立上って、長い卓子テーブルの端の方へのそのそと歩いて行った。 直木三十五『作男・ゴーの名誉』より引用
  • 白に金をあしらった、小さな革のハンドバッグがつつましげに卓子テエブルの端に載せてある。 森茉莉『甘い蜜の部屋』より引用
  • 薬を飲んで、林作から紙包みを受け取ると、モイラはそれを直ぐには食べずに、卓子テエブルの端に置いた。 森茉莉『甘い蜜の部屋』より引用
  • そして、提琴奏者ヴァイオリニスト特有の細く光った指を、十本卓子テーブルの端に並べて、最後に彼はひどく激越な調子で云った。 小栗虫太郎『黒死館殺人事件』より引用
  • 鹿子が思わず狂的な偏執を現わし、卓子の端をギュッと掴んだ。 小栗虫太郎『失楽園殺人事件』より引用
  • それをジッと踏みこたえて、大卓子テーブルの端に両手をシッカリと突いた私は、鼻の先にニヤニヤしている正木博士の顔を、夢のようにボンヤリと眺めていた。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • やがて、卓子の端に腰かけて片足をぶらぶらさしてゐた外電係兼國際論文記者が口を開くべき機會を得た。 石川啄木『A LETTER FROM PRISON』より引用
  • 白井三郎はそのことばを、さも何気なく吐き出したけれど、それを聞いた刹那、耕作はぎょっとしたように、卓子の端を両手でつかんだ。 横溝正史『呪いの塔』より引用
  • それから氣むづかしげな樣子をした、栗毛のポインタアは、金色の脚のついた圓卓子の端にその背中をこすりつけながら、漆塗りの臺の上のセエヴル製の茶碗をがたがた顫はせてゐた。 リルケ・ライネル・マリア『「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から』より引用

卓子の端 の使われ方