卓子の上

431 の用例 (0.02 秒)
  • と叫ぶと眼がくらみそうになった私は、思わず大卓子テーブルの上に両手を支えた。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • 彼女は、網で出来た買いもの袋と、幾つかの紙包みを卓子の上に置いた。 ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 上巻』より引用
  • するとそのとき卓子の上に何か写真みたいなものが置いてあったわ。 横溝正史『芙蓉屋敷の秘密』より引用
  • この次から、卓子の上に置いても汚れないような完全容器に入れて来い。 海野十三『軍用鼠』より引用
  • それは真中の卓子テーブルの上へ裸蝋燭はだかろうそくを一本立てて置いてあるのであります。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • ヘンリーは無造作に卓子の上に腰をおろすと、客用の煙草に火をつけた。 横溝正史『悪魔の設計図』より引用
  • そして彼は写真器を自分の室の卓子の上において、また飛びだしていった。 豊島与志雄『椎の木』より引用
  • 彼は室のすみ卓子テーブルの上に、手のついた真黒い四角な箱を発見したのだ。 海野十三『蠅』より引用
  • 見ると、向うの卓子の上の大きな硝子鉢に、金魚が四五匹はいっていた。 豊島与志雄『金魚』より引用
  • 女はお茶を注いで卓子の上に置くと、そのまま隣りの部屋に入って行った。 上西晴治『十勝平野(下)』より引用
  • 私は立上って、わざと様子ぶって五十銭玉を二つ卓子の上に置いた。 豊島与志雄『黒点』より引用
  • 弁天の視線は、西洋卓子の上にある二つの達磨の間を行ったり来たりする。 森見登美彦『有頂天家族』より引用
  • 卓子の上には次の鉱物の時間に使う標本や道具類が雑然と並んでいる。 中島敦『狼疾記』より引用
  • そして卓子の上と彼女の帯の薬玉くすだま模様とに、視線を往き来さしていた。 豊島与志雄『道化役』より引用
  • アルスは石の卓子の上においたままの、何人分かの食事の用意に目をつけた。 栗本薫『グイン・サーガ外伝 001 七人の魔道師』より引用
  • 田代たしろ君はこう云いながら、一体の麻利耶観音マリヤかんのん卓子テーブルの上へ載せて見せた。 芥川竜之介『黒衣聖母』より引用
  • その時わざと彼の方を向いてその卓子の上を見てやった。 豊島与志雄『蠱惑』より引用
  • と云い云いまだ湯気を吹いている新らしい土瓶を大卓子テーブルの上に置いた。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • 邦彦は新聞を卓子テーブルの上に重ね、その上にコーヒーのカップをおいた。 大藪春彦『野獣死すべし』より引用
  • 卓子の上のスタンドが和らかな深い陰翳をもって彼の顔半面を照し出した。 宮本百合子『或る日』より引用
  • 次へ »