半面

全て 名詞
1,298 の用例 (0.01 秒)
  • 効果的な半面で継続的な援助を必要とするため完結的解決が存在しない。
  • 生命の父からうけた半面である精神と意志は、彼の故郷ではなかった。 ヘッセ/永野藤夫訳『知と愛』より引用
  • けれど、これの半面には、脱落者が多かったことも証拠だてられている。 吉川英治『私本太平記』より引用
  • 同じ土地柄がまた、悪い半面ももっていて、彼に悪い影響をおよぼした。 大宅壮一『炎は流れる4 明治と昭和の谷間』より引用
  • 家庭では自分がだれからも縛られたくない半面、だれをも縛らなかった。 佐藤正明『ホンダ神話 教祖のなき後で(下)』より引用
  • 半面でこの委員会の運動は、将校の社会的な関心を広げることにもなった。 保阪正康『東條英機と天皇の時代(上) 軍内抗争から開戦前夜まで』より引用
  • 半面、失敗すれば責任も追及されるが、敗者復活戦の道も開かれていた。 佐藤正明『ホンダ神話 教祖のなき後で(下)』より引用
  • それは二十余年来の信長の悪い半面だけを罪状として数えることである。 吉川英治『新書太閤記(七)』より引用
  • 今度は顔を横に向けて半面に光線を受けたところを鏡にうつしてみる。 夏目漱石『吾輩は猫である』より引用
  • 然し、今、彼の左半面のその眼や耳や髪は、無惨な姿になっていました。 豊島与志雄『土地に還る』より引用
  • 「法律に違反しているから」との理由は、事実の半面しか語っていない。
  • 弱いものの負惜しみの中にも半面の真があるというだけの話である。 寺田寅彦『変った話』より引用
  • そこでおれは反自殺クラブの仕事の暗い半面に、ようやく気づいたのだった。 石田衣良『反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパーク5』より引用
  • 長さは一メートルぐらいある半面、太さは数十ミクロンしかないのである。 星新一『生命のふしぎ』より引用
  • 顔半面に墨を塗ったように毛の生えた、俗に熊娘というかたわ者がいた。 江戸川乱歩『孤島の鬼』より引用
  • するとたちまち彼の顔も半面をうずめたひげをのぞいて、見る見る色を失いだした。 芥川龍之介『杜子春・南京の基督』より引用
  • 北海道釧路市は雪が少ない半面、寒さが厳しい街として知られている。
  • また愚痴を云ふやうですが、僕の生活を、半面に於て不幸にしてゐる。 岸田国士『温室の前』より引用
  • けれども、半面に案外複雑な文学上の困難を含んでいるのではないだろうか。 宮本百合子『歴史と文学』より引用
  • するとたちまち彼の顔も半面をうずめたひげを除いて、見る見る色を失い出した。 芥川竜之介『素戔嗚尊』より引用
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