半分は自分

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  • 半分は自分のためにではあろうが、半分はその犬の親子のためにであろう。 梶井基次郎『梶井基次郎全一巻』より引用
  • かれの言葉の後半分は自分自身に向って語られているようだった。 光瀬龍『東キャナル文書』より引用
  • 半分は自分に向けて言うかのように、叔母さんという女性が静かに言った。 片岡義男『物のかたちのバラッド』より引用
  • 半分は自分の楽しみでやっている商売だから、さほどの利益はあがらない。 阿刀田高『待っている男』より引用
  • しかたないから半分は自分でだそうと思っていたおれの気がくじけた。 石田衣良『反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパーク5』より引用
  • 資産もあるので、あの爬虫館を建てたとき半分は自分の金を出したんです。 海野十三『爬虫館事件』より引用
  • こんな目にあうのも、半分は自分がいた種から生まれたものである。 夢枕獏『悪夢喰らい』より引用
  • 津野田は笑って見せたが、半分は自分に言っている言葉でもあった。 半村良『闇の中の黄金』より引用
  • 彼が誤ってちゅうハイを口にしてしまった責任は、半分は自分にあるのだから。 山本弘/友野詳/高井信『妖魔夜行 深紅の闇』より引用
  • これは石翁が半分は自分の心に云いきかせたような呟き方であった。 松本清張『かげろう絵図(下)』より引用
  • 半分は自分の想像を本気にしてしまうんだからね。 モンゴメリ/中村佐喜子訳『赤毛のアン』より引用
  • 藍子は困惑して、それでも半分は自分でもそう思っているような顔をして呟いた。 北杜夫『楡家の人びと (下)』より引用
  • 半分は自分の家でもある場所で、酒を飲もうが酔っぱらおうが私の自由ではないか。 角田光代『太陽と毒ぐも』より引用
  • 新居が見つからないので、由佳は週の半分は自分のマンションに帰っていた。 小林信彦『怪物がめざめる夜』より引用
  • 半分は中村の言葉に期待し、半分は自分の懸念を確信しながら、夕子は席に戻る。 樋口有介『枯葉色グッドバイ』より引用
  • 半分は自分のことを言ったのだ。 泡坂妻夫『喜劇悲奇劇』より引用
  • と、半分は自分にいい聞かせるように呟いた。 三浦哲郎『愛しい女』より引用
  • ぼくは半分は自分の胸に問うように呟いた。 松本清張『火神被殺』より引用
  • 二人とも半分は自分に言いきかせる言葉だった。 茅田砂胡『デルフィニア戦記 第02巻 「黄金の戦女神」』より引用
  • そのうちで半分は自分より年下の者である。 寺田寅彦『備忘録』より引用
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