半信半疑の体

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  • 井床銀行課長が半信半疑のていを装いながら、今度は逆取材にかかった。 山崎豊子『華麗なる一族 中』より引用
  • かくといたかたはらひと半信半疑はんしんはんぎていで、会長くわいちやうかほをポカンとしてつめてた。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 38 20080623』より引用
  • 美津子は驚きの色を隠さなかったが、まだ半信半疑のていである。 森村誠一『ファミリー』より引用
  • 王子はまだ半信半疑のていだったが、アドリエンヌが微笑ほほえみをむけると、一応は満足してうなずいた。 橘香いくの『ブランデージの魔法の城1 魔王子さまの嫁取りの話』より引用
  • 見るからに容貌魁偉かいいな半四郎の実の子と聞かされても、人目は明らかに半信半疑の体を見せたものである。 滝口康彦『拝領妻始末』より引用
  • 見ると下々の『にらみ鯛』と同じなのに恐懼したのであったが、余りの事に半信半疑の体であった。 佐藤垢石『にらみ鯛 』より引用
  • グレイは半信半疑のていでスクリーンをふり返った。 ホーガン『星を継ぐもの』より引用
  • 私はその時まで園村の精神状態について半信半疑の体であったが、こういう紙切れをどこからか拾って来て、犯罪の証拠だなどゝ思い詰めている様子を見ると、気の毒ながら彼が発狂していることは、もう一点の疑念を挟む余地もなかった。 谷崎潤一郎/種村季弘編『美食倶楽部 谷崎潤一郎大正作品集』より引用
  • 私は其の時まで園村の精神状態に就いて半信半疑の体であったが、斯う云う紙切れを何処からか拾って来て、犯罪の証拠だなどと思い詰めて居る様子を見ると、気の毒ながら彼が発狂して居ることはもう一点の疑念を挟む余地もなかった。 谷崎潤一郎『潤一郎犯罪小説集』より引用
  • だが、森永はまだ半信半疑の体であった。 森村誠一『新・人間の証明(下)』より引用
  • もっとも良人は半信半疑のていだった。 チェーホフ・アントン『犬を連れた奥さん』より引用
  • と、半信半疑の体であった。 吉川英治『新書太閤記(九)』より引用
  • 半信半疑のていで、高崎も歩き出した。 井上靖『崖(上)』より引用
  • 田沢は半信半疑の体である。 森村誠一『夢の原色』より引用