十月

全て 名詞
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  • 佐々のうちのものが、十月二十四日にパリを立っていたことはよかった。 宮本百合子『道標』より引用
  • 少しずつ黄色が目立ちはじめるのは、十月になってからであったと思う。 和辻哲郎『京の四季』より引用
  • 訳物はどうしたって十月までには原稿紙に書ける様にしなければならない。 宮本百合子『日記』より引用
  • 樹が伐られたのが十月末であったから、四月終わりに近い日の夜である。 森村誠一『自選恐怖小説集 人間溶解』より引用
  • そしてその年の九月十月にはみんなどこかの中学校の五年にはいった。 大杉栄『自叙伝』より引用
  • 翁は十月十五日、八十三歳の生涯を斗満なる其子の家に終えたのである。 徳冨蘆花『みみずのたはこと』より引用
  • それに其處では十月の半だといふのに、もう一寸も伸びてゐるのである。 若山牧水『樹木とその葉』より引用
  • 十月の末から私はまた一と月ばかり中国の方の田舎に帰っていた。 近松秋江『狂乱』より引用
  • 十月の初めになって、僕は東京中学校と順天中学校との五年の試験を受けた。 大杉栄『自叙伝』より引用
  • 宗助のここを訪問したのは、十月に少し間のある学期の始めであった。 夏目漱石『門』より引用
  • それから一頭曳の馬車に十月に乗りますと、寒くて気持が悪いでしょう。 モルナール・フェレンツ『辻馬車』より引用
  • 十二時に東宝ビルで那波氏と会ひ、十月以後の予定を相談し、文ビルへ。 古川緑波『古川ロッパ昭和日記』より引用
  • 亮一が昭和五十九年十月に死亡してからは妻の布枝が管理している。 足立倫行『妖怪と歩く ドキュメント・水木しげる』より引用
  • しかも、今年の十月には私は私の六十六歳の誕辰を迎えようとしている。 下村湖人『次郎物語』より引用
  • 四十年には保の四女紅葉もみじが十月二十二日に生れて、二十八日に夭した。 森鴎外『渋江抽斎』より引用
  • わたしは明治五年十月の生まれで、その年の冬に陽暦に変わったのである。 岡本綺堂『明治劇談 ランプの下にて』より引用
  • 十月十四日に帰って来たとき、重吉は決して健康人の顔色でなかった。 宮本百合子『風知草』より引用
  • 十月二十二日事件は、陽戦ではないが、見えぬところの陰戦ではあったのだ。 吉川英治『私本太平記』より引用
  • しかも、一九一七年の十月まで進んで行ったその道に立ったものなのであった。 宮本百合子『マクシム・ゴーリキイの伝記』より引用
  • そして十月の初めに、私は夢にも思わなかったことにぶつかったのです。 豊島与志雄『香奠』より引用
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