十字架

全て 名詞
5,018 の用例 (0.02 秒)
  • 思ふに過分なる尊敬は僕のやうな者に對して準備された新しい十字架だ。 阿部次郎『三太郎の日記 第三』より引用
  • そんなことのあった供養のために、立派な十字架を建てたりしたんだよ。 サンド/宮崎嶺雄訳『魔の沼』より引用
  • 十字架の形に血の跡がつくというユニークな聖痕も存在したほどである。 竹下節子『パリのマリア』より引用
  • それから、ユダヤ人らが神を十字架につけたことを悲しげに思い出した。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • もう十字架は立てられており、綱にかけられて友は引き上げられていく。 野原一夫『太宰治 生涯と文学』より引用
  • 彼女は晩年になって自分自身が十字架になってしまったようだ、と言った。 竹下節子『パリのマリア』より引用
  • 私はいっさいの財産を失ったが、この十字架ひとつだけは失わなかった。 永井隆『ロザリオの鎖』より引用
  • こちらは十字架が持つ複数の意味を解放する事で様々な力を振るえるのだ。 鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第11巻』より引用
  • 形はロザリオに似ているけれど、十字架はついていなくて、長さも短い。 今野緒雪『マリア様がみてる 18 特別でないただの一日』より引用
  • 采女正はなお恐怖に歯を鳴らしながら、畳の上の十字架の布をひらいた。 山田風太郎『外道忍法帖』より引用
  • 首には十字架をげているし、聖書の内容を口ずさむ事もできるだろう。 鎌池和馬『とある魔術の禁書目録 第14巻』より引用
  • 私はもう一度それが十字架であるかどうかを疑ってみたが、無駄むだであった。 大岡昇平『野火』より引用
  • 坊主は女に向って十字架をふりかざし、恐ろしい目つきをして命令した。 宮本百合子『ロシア革命は婦人を解放した』より引用
  • しかし中庭の芝地の中に簡単な十字架の並んでいるのは気持ちがよかった。 寺田寅彦『旅日記から』より引用
  • 私自身は十字架の信仰をもってもいないし、とくに親しんだわけでもない。 日野啓三『あの夕陽』より引用
  • 手に持っていた十字架に軽くキスしてそれを陽子さんの首にかける。 小野不由美『悪霊シリーズ 6 悪霊とよばないで』より引用
  • ちょうど、稲妻のなかに、十字架のキリストが立ってる感じなんですね。 淀川長治『続々』より引用
  • 十字架を自分の首からはずし、首にかけてくれる女の匂いがよみがえる。 田中哲弥『大久保町の決闘』より引用
  • 隅の聖像の前には経机がおかれ、それには十字架と福音書がおいてあった。 ドストエフスキー/北垣信行訳『カラマーゾフの兄弟(1)』より引用
  • 超人間的な化身説を否定する人々の前にも、十字架像は何を示すのであるか。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
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