区別せらるる

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  • また一の性質たとえば赤という色が実在するためには、その性質と区別せらるる他の色が対立しなければならない。 倉田百三『愛と認識との出発』より引用
  • 客観的表現と主観的表現とは、そういうところに截然と区別せらるる。 豊島与志雄『表現論随筆』より引用
  • 彼らは特殊部落として区別せらるるが為に、自由にその住居を選ぶことすらも困難である。 喜田貞吉『特殊部落ということについて』より引用
  • 更に進んで動植物に至ると、自己の内面的目的という者があきらかになると共に、原因と目的とが区別せらるるようになる。 西田幾多郎『善の研究』より引用
  • そしてこれ実に、主として彼らが特殊部落として区別せらるるが為に生じた悲劇であらねばならぬ。 喜田貞吉『特殊部落ということについて』より引用
  • たとえば色が赤のみであったならば赤という色は現われようがない、赤が現われるには赤ならざる色がなければならぬ、而して一の性質が他の性質と比較し区別せらるるには、両性質はその根柢において同一でなければならぬ、全く類を異にしその間に何らの共通なる点をもたぬ者は比較し区別することができぬ。 西田幾多郎『善の研究』より引用
  • 区別せらるるが故にそこに何らかの名称の必要を生ずる。 喜田貞吉『「特殊部落」と云う名称について』より引用
  • 彼らは教育を受けるにしても、娯楽を求めるにしても、社会に地位職業を求めるにしても、いつも特殊部落として区別せらるることが累をなして、これが為に彼らの受くる苦痛と不愉快とは、実に夥しいものである。 喜田貞吉『特殊部落ということについて』より引用
  • しかるに彼らは、その原因はともあれかくもあれ、実際上彼らは区別せらるるの余儀なき状態にあったのであるから後の当路者をしてやむをえず或る名称の下に、これが救済改善の途を講ぜねばならぬ次第となってしまった。 喜田貞吉『特殊部落ということについて』より引用
  • 彼らは特殊部落として区別せらるるが為に、営業選択上種々の不便不利益を被っている。 喜田貞吉『特殊部落ということについて』より引用
  • 実際彼らが一般社会より区別せらるるは、単に彼らが貧困なり、汚穢なり、トラホームと頭瘡との患者多し、その品性下劣なり、犯罪者比較的多しなどという理由のみにあらずして、さらに深き因襲的根柢の他に存するが為なるは、何人も了知の事と存じ候う。 喜田貞吉『「特殊部落研究号」発行の辞』より引用

区別せらるる の使われ方