包み

全て 名詞 動詞
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  • 彼女はへやの中に数歩進んで、テーブルの上にかなり大きな包みを置いた。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • とにかく今夜一晩だけでもあの包みなしに安眠したいと思ったのである。 森鴎外『襟』より引用
  • あの包みのなかにはなにが入っているのかと、ぼくはふたりにきいた。 片岡義男『頬よせてホノルル』より引用
  • 先輩からもらった包みを開けて、悲鳴をあげたぼくに向けて先輩が言った。 沖田雅『先輩とぼく 02』より引用
  • そのとき撮影録音機のはいっている包みがごとんと音をたてて下に落ちた。 海野十三『怪星ガン』より引用
  • 傍で母親は、包みのなかから、お銀の不断着などを取り出して見ていた。 徳田秋声『黴』より引用
  • 動物園へ行って、河馬の咽へあの包みを入れてやろうかと云うのである。 森鴎外『襟』より引用
  • 砂金包みなど、見たことぐらいはあっても、手にとってみたことはない。 海音寺潮五郎『平将門 中巻』より引用
  • しかも彼が持っている数個の茶色の紙包みを荷厄介にやくかいにしていたのだった。 直木三十五『青玉の十字架』より引用
  • それもこれも、すべてはこの海の表情の中に包み秘められている絶景だ。 横光利一『夜の靴』より引用
  • ときには大量の刷物の包みがお涌の勉強机の側まで雪崩なだれ込んだりした。 岡本かの子『蝙蝠』より引用
  • もっている風呂敷包みを椅子の逆さにのっているテーブルの端に置いた。 宮本百合子『鏡餅』より引用
  • とまた十人の一団が一人の人間を真ん中に包み、闇の中から産まれ出た。 国枝史郎『銅銭会事変』より引用
  • 彼女たちは返事はしないで、ただあわてて自分たちの包みを廻すのだった。 原田義人『城』より引用
  • これは和田峠で戦死したのをこれまで渋紙包みにして持参したのである。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • 黒い姿が紫色の風呂敷包みを抱えて鶴原家の前の木橋の上に立っていた。 夢野久作『あやかしの鼓』より引用
  • 今日は弁当の包み工合が常とは異つてゐることも彼には一寸嬉しかつた。 宮地嘉六『煤煙の匂ひ』より引用
  • 懐中より一通の紙に包みたるもの取りでて、千々岩が前に投げつけつ。 徳冨蘆花『小説 不如帰 』より引用
  • 本を送る包みを二ヶこしらえて上へあがってこの手紙をつづけます。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 彼は小さい風呂敷包み一つを持っているだけで、ほとんど手ぶら同様だ。 岡本綺堂『水鬼』より引用
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