匂いが漂う

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  • おばさんのまわりには暗い部屋にいてもわかる独特の匂いが漂っている。 エディングス『ベルガリアード物語1 予言の守護者』より引用
  • しかしその身体からは、すでに生命の終わりを告げる匂いが漂っていた。 篠田節子『ハルモニア』より引用
  • 秀麗たちが次に向かったのは、あちこちから良いにおいがただよう通りだった。 雪乃紗衣『彩雲国物語 外伝 2 藍より出でて青』より引用
  • この、徐々に人の生活の匂いがただよい始める風景の変化はいつ見ても面白おもしろい。 支倉凍砂『狼と香辛料Ⅲ』より引用
  • 火の消えたあとの商店の写真からは、焦げ臭い匂いが漂ってきそうだった。 川島誠『ロッカーズ』より引用
  • ある日佐智が学校から帰ってくると、家中に天ぷらのにおいが漂っていた。 加藤幸子『夢の壁・北京海棠の街』より引用
  • 散らかった家の中からは味噌汁みそしるの匂いや、焼いた魚の匂いが漂ってきた。 大石圭『殺人勤務医』より引用
  • 周囲五里に牛肉の匂いが漂って近在のものは鼻をつまんで通行しました。 町田康『パンク侍、斬られて候』より引用
  • あたり一面にはどこの漁村にも特有の、死んだ魚の匂いが漂っていた。 エディングス『ベルガリアード物語4 魔術師の城塞』より引用
  • 彼らからは何ともたとえようのないなつかしいにおいが漂い出していたのだ。 和田はつ子『虫送り』より引用
  • 夜の通りに、サイゴン河からのものだろうか、水の匂いが漂っていた。 垣根涼介『午前三時のルースター』より引用
  • 私の知らぬ間に、そこいら一面には、夏らしいにおいがただよい出しているのだった。 堀辰雄『美しい村』より引用
  • そばに寄ってみると、寝床のまわりには長兄の涙の匂いが漂っていた。 森見登美彦『有頂天家族』より引用
  • 中からは、青味掛った煙が流れ出して、焦げたパンの匂いが漂って来た。 ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 中巻』より引用
  • この家の内部にも、古い線香のような匂いが漂っているみたいに感じられる。 夏樹静子『アリバイの彼方に』より引用
  • 温泉の影響により河口付近までわずかに硫黄の匂いが漂うことがある。
  • 時間はすっかり夕食時で、そこここの家からおかずのにおいが漂ってきている。 竹宮ゆゆこ『わたしたちの田村くん 第01巻』より引用
  • どこからかアメリカン・ファーマシーのにおいが漂って来たようだった。 米谷ふみ子『過越しの祭』より引用
  • 風呂上がりの、湯のにおいがただよって、またあの少女のことを思い出させる。 赤川次郎『恋愛届を忘れずに』より引用
  • 隣室から微かにコーヒーの匂いが漂ってきていることを、脳は知っている。 西風隆介『神の系譜Ⅰ 竜の封印』より引用
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