勧善懲悪の物語

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  • 小説は浮世の様々な形を描くことで意を直接に表現すべきものであるとしてリアリズムを主張し、作為的に善悪の二極を設定する勧善懲悪の物語を批判した。
  • SFは現在の世界とは違う作品世界を、社会的、文化的、技術的な考証を元に構築するが、SF映画では非現実の世界を映像で実現する事と、一般大衆を対象にした物語が要求され、作品世界の背景を解説するより、映像的な驚きに主体を置き、勧善懲悪の物語の作品が多い。
  • 正義の味方が登場する勧善懲悪の物語であっても、この穏健なパターンのマッドサイエンティストは味方側として登場する事が珍しくない。
  • 小説を美術として発展させるために、江戸時代の勧善懲悪の物語を否定し、小説はまず人情を描くべきで世態風俗の描写がこれに次ぐと論じた。
  • だが、現在の武俠小説に直接繋がっているのは、清代末期の俠義小説と呼ばれる、儒教的道徳観に基づいて書かれた勧善懲悪の物語とされる。
  • 初代『餓狼』は勧善懲悪の物語であったため、「わかりやすい悪」を基本コンセプトに作られた。
  • しかし1990年代以降にデビューした俳優には、社会の変化などによる勧善懲悪の物語の質的な変化もあったからか、そうした悪役然とした影は弱まり、「こんな優しい顔の敵役を斬ってもいいのか」という俳優も増えている。
  • これらの作品にもヒロイック・ファンタジーから受け継いだ要素が少なからずあるが、作品の世界観・ストーリー・人物描写・テーマなどは、全て技巧を凝らした精緻なものに変化しており、もはやヒロイック・ファンタジーのごとき「全ての事柄が単純明快である」お気楽な勧善懲悪の物語は通用しなくなっていった。
  • 東京ディズニーランドを訪れた16歳の3人の少女が、ディズニーのヒーローやヒロインの助けを借りながら「夢と魔法の王国」である東京ディズニーランドを「暗黒と絶望の王国」にしようとするヴィランズの計画を打ち砕くというディズニーらしい勧善懲悪の物語である。
  • 江戸時代、会津藩で起こった会津騒動と、それにまつわる東慶寺での史実を発端とし、健気な女7人が悪を討つ勧善懲悪の物語である。
  • 粗暴な部分もある『水滸伝』の英傑たちの物語を換骨奪胎したものが『八犬伝』であり、忠臣・孝子・貞婦のおこないは報いられ、佞臣・姦夫・毒婦のおこないは罰せられる、儒教的道徳にもとづいた勧善懲悪の物語となっている。
  • 江戸時代に五大昔話と言われて人気のあった『さるかに』『花咲爺』『かちかち山』『舌切雀』『桃太郎』はいずれも、質素倹約、勧善懲悪の物語である。