勘定

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  • つまり芸術の娯楽性といふものを一応勘定に入れた批評であつてほしい。 岸田国士『対話』より引用
  • その約束の日から指を折って勘定かんじょうして見ると、すでに十六七日目になる。 夏目漱石『思い出す事など』より引用
  • その勘定をあしかけ三月みつきの今になっても払ってくれないと云うのである。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 一九七五年以来、十七年のうち十年近くをアメリカで過ごした勘定になる。 阿川尚之『アメリカが嫌いですか』より引用
  • あいつもいよいよ原稿を買う段になると、一つ一つ字を勘定するからね。 魯迅『端午節』より引用
  • 一番から十番までの勘定方がいたので、この名が残っているのである。 佐藤垢石『増上寺物語』より引用
  • その会話のなかで、父は勘定奉行としての体験を彼に説明してくれた。 星新一『城のなかの人』より引用
  • その勘定だと、上の方の弟が十三で、その次が十の時だつた筈である。 梶井基次郎『矛盾の様な真実』より引用
  • そして一年の後になつて勘定してみると、三百八十五両溜つてゐたさうだ。 薄田泣菫『茶話』より引用
  • 途中でちょっと躊躇して眼を伏せたが又初めから静かに勘定し初めた。 夢野久作『黒白ストーリー』より引用
  • 一万枚を目標として五億円、三億円が儲けとして手許に残る勘定である。 森村誠一『生前情交痕跡あり』より引用
  • 毎月一度月末に勘定とりのような正確さで来るので、そう思うのだろう。 坂口安吾『明治開化 安吾捕物』より引用
  • 一方いっぽう勘定書用かんじょうがきよう、もう一つは手紙用の、二つのはこそなえつけられました。 ロフティング『ドリトル先生物語03巻 ドリトル先生の郵便局』より引用
  • 最初からあなたのことなんか勘定に入っていなかったというように。 宮部みゆき『模倣犯 下』より引用
  • 酔っぱらいでも、少し相手が女だということは、勘定に入れている筈だ。 織田作之助『青春の逆説』より引用
  • また、例えば三杯飲むと、一杯分の四五倍もの勘定になることがある。 豊島与志雄『白木蓮』より引用
  • その時は起き抜けに、今朝咲いた花の数を勘定かんじょうし合って二人がたのしみにした。 夏目漱石『門』より引用
  • 集めた時には勘定が合ってたのに、休みの時間に足りなくなったのだ。 原民喜『焔』より引用
  • わたしの人生の最初の十年間に、ほぼ同数の章をあてた勘定になっている。 シャーロット・ブロンテ/大井浩二訳『ジェイン・エア(上)』より引用
  • かれらはたしかに勘定かんじょうをするために、うちの中にはいったのであった。 マロ・エクトール・アンリ『家なき子』より引用
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