動き出す

全て 動詞
1,468 の用例 (0.01 秒)
  • 原稿をテーブルの上に置くと、意外なことに口の方が勝手に動き出した。 泡坂妻夫『折鶴』より引用
  • ははーん、これはついに生徒会が動き出したんだなってすぐに解ったわ。 谷川流『涼宮ハルヒの憤慨』より引用
  • 汽車が動き出してから気が付くと私のかたえに東京の夕刊が二枚落ちている。 夢野久作『あやかしの鼓』より引用
  • 列車が動き出すと、ホームで手を振る三人の姿はすぐに見えなくなった。 菊地秀行『トレジャー・ハンター05 エイリアン怪猫伝』より引用
  • そして私の家を見るに及んで私の心臓は安らかに動き出したのであった。 小出楢重『めでたき風景』より引用
  • 車がそろそろ動き出すとついて来る人のいろいろの足音が聞え出した。 寺田寅彦『病中記』より引用
  • 頭は混乱しているが、感情と切り離されたところで手が勝手に動き出す。 小池真理子『悪の愛情論』より引用
  • むかい合った男女の列が一斉に尻を振りながら、それに合わせて動き出す。 中島敦『狼疾記』より引用
  • 買い持ちの人数は元にもどり、再び相場は上昇へと向けて動き出している。 支倉凍砂『狼と香辛料Ⅲ』より引用
  • 動き出したと思った瞬間には、予想した位置よりも更に先にやってくる。 嵩夜あや『乙女はお姉さまに恋してる 櫻の園のエトワール』より引用
  • 電車は自分達四人が一度に這入はいっただけで、なかなか動き出さなかった。 夏目漱石『行人』より引用
  • 聞いていた人々は、いつのまに列車が動き出したか知らないほどだった。 ハシェク/辻恒彦訳『良き兵士シュベイク(上)』より引用
  • 雨のなかで立ちつくしていた白い人影が、不意にゆっくりと動き出した。 白井英『妖魔夜行 月に濡れた刃』より引用
  • と、いきなりその扉が動き出したと思うと壁の中にはいってしまった。 海野十三『海底都市』より引用
  • 列車が動き出した時、ああ、もう十二月十五日になったのだなと思った。 西村京太郎『寝台急行「天の川」殺人事件』より引用
  • にもかかわらず、深呼吸でもしているように、おげ丸の肩が動き出した。 山田風太郎『忍法封印いま破る』より引用
  • いったん気を失ったかに見えた一角の腕が動き出して、つめで地をいた。 山田風太郎『八犬傳(下)』より引用
  • 車は動き出して、車窓の外に立つて居た日報社の人々が見えなくなつた。 石川啄木『雪中行』より引用
  • 船が動き得るまで、彼もまた一歩もそこから動き出しそうでなかった。 本庄陸男『石狩川』より引用
  • 日本の全社会が、どんなに動き出して来ているかという証拠であると思う。 宮本百合子『木の芽だち』より引用
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