動きだす

全て 動詞
482 の用例 (0.01 秒)
  • 汽車がいきなり動きだしたので、おれは帽子をとって老婦人に挨拶した。 コンラッド/田中西二郎訳『青春・台風』より引用
  • 自動車は近所のポンコツでも立派に動きだすので夫人に感心されていた。
  • その言葉を思ひだすと二つの全く逆な心が同時に動きだすのであつた。 坂口安吾『外套と青空』より引用
  • 船はすでに動きだしていて、港内で方向転換をしているところであった。 内田康夫『遺骨』より引用
  • 船が回頭しはじめると、通路の男たちがいっせいに動きだすのが見えた。 野尻抱介『クレギオン 3 アンクスの海賊』より引用
  • 少なくとも、激しく動きだした彼の指の動きからは、そのように思えた。 ヴェルヌ/金子博訳『地底旅行』より引用
  • 地方都市の駅で列車に乗ると、必ず僕の思っている反対のほうへ動きだす。 山口瞳『草競馬流浪記』より引用
  • 今まで横になっていた人形が魂の入ったようにむくむくと動きだした。 田中貢太郎『蕎麦餅』より引用
  • おそらく車内の激しい動揺がタイヤに伝わって車が動きだしたのだろう。 森村誠一『日蝕の断層』より引用
  • 船長が命令を下すと、数分後には船はやかましい音を立てて動きだした。 モーム/田中西二郎訳『モーム短編集「園遊会まで」』より引用
  • と、そろそろと動いていた女の姿は、急に走るように前の方へ動きだした。 田中貢太郎『立山の亡者宿』より引用
  • ぼくたちは三十分ほど待たされてから、分隊長に率いられて動きだした。 眉村卓『不定期エスパー5』より引用
  • 全身に血を送るのを止めていた心臓が再び動きだしたようだった。 板東眞砂子『死国』より引用
  • 昨夜遅くあたりから再び動きだした熱水機関の震動が個室に満ちていた。 佐藤大輔『皇国の守護者2 名誉なき勝利』より引用
  • 科學の推進はこれを可能にする環境に置いてやつて初めて動きだすのである. 仁科芳雄『日本再建と科学』より引用
  • だが裁判というものはね、確たる事実があってはじめて動きだすものだ。 ガボリオ/松村喜雄訳『ルコック探偵(下)』より引用
  • 私は自動車が動きだしてもまだ、口を開いたまま彼を見つめていた。 クリスティ/松本恵子訳『情婦…クリスティ短編集』より引用
  • 互いに相手の動きを待っているように見えるが、自分から動きだしはしない。 古橋秀之『サムライ・レンズマン』より引用
  • 同時にエレベーターの上部にある時計型指示盤の針が動きだした。 荒俣宏『帝都物語3』より引用
  • その様子の不自然さに、一成の朦朧もうろうとしていた頭が少しずつ動きだした。 坂東眞砂子『蛇鏡』より引用
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