勇気

全て 名詞
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  • 私は若干の勇気をもって折葉さんの方をぬすみ見ずにはいられなかった。 坂口安吾『露の答』より引用
  • 私は若干の勇気をもつて折葉さんの方をぬすみ見ずにはゐられなかつた。 坂口安吾『露の答』より引用
  • もっとも、面とむかってそれを口にする勇気のあるものは一人もいない。 久生十蘭『顎十郎捕物帳』より引用
  • そうして少しでも今以上の確信と勇気とを与えたい、と決心したのです。 浜尾四郎『正義』より引用
  • しかし僕はそういう問題について、何事も母に説明してやる勇気がない。 夏目漱石『彼岸過迄』より引用
  • 多分もう八時を過ぎているだろうと思ったが時計を見る勇気さえなかった。 小酒井不木『被尾行者』より引用
  • 勇気のいることであるが、実は、それ以上に必要なのは一つの夢である。 岸田国士『田口竹男君のこと』より引用
  • けれども大女は恐がつて、とてもそんなことをする勇気がないのでした。 宮原晃一郎『虹猫の大女退治』より引用
  • そして自分の方では、彼女を恋したのだと自ら云うだけの勇気はなかった。 豊島与志雄『掠奪せられたる男』より引用
  • 仲間はだれひとりとして、彼女に言葉を返す勇気のあるものはなかった。 神西清『アッタレーア・プリンケプス』より引用
  • 彼を失って、私は仕事をしてゆくだけの勇気も強い意志もありません。 久坂葉子『幾度目かの最期』より引用
  • その時の能勢の顔を見るだけの勇気が、自分には欠けていたからである。 芥川竜之介『父』より引用
  • そこでJ氏も勇気が出て、彼自身がこの家に一カ月ほども平気で住んだ。 リットン・エドワード・ジョージ・アール・ブルワー『世界怪談名作集』より引用
  • そのくせ口では双方とも底の底まで突き込んで行く勇気がなかった。 夏目漱石『明暗』より引用
  • つまり升さんの忠告をれてこれを実行する勇気は私にはないのである。 高浜虚子『子規居士と余』より引用
  • 戸田さんと二人で、愛情で結ばれた新しい生活を勇気をもって進みたい。 坂口安吾『安吾人生案内』より引用
  • 犠牲とは常に勇気を必要とするものではないことをも知らてゐた。 岸田国士『泉』より引用
  • かくのごときは大なる勇気、強き力あるものでなければ出来ぬわざである。 新渡戸稲造『自警録』より引用
  • 優しいなかにも一種の勇気を含んでいるような、冴え渡った声であった。 岡本綺堂『玉藻の前』より引用
  • 私は勇気のある社会見学の近代女性として、彼女の眼にうつったらしい。 久坂葉子『灰色の記憶』より引用
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