加える

全て 動詞
8,173 の用例 (0.01 秒)
  • 生れて始めて手を顔に加えられた私はその時われ知らずむっとしました。 夏目漱石『行人』より引用
  • 少々気が触れてるんじゃないかしらといささか警戒を加えたくなります。 夏目漱石『創作家の態度』より引用
  • そして立てた其上は手も加えられない程怖しい御仏に感じられたと思う。 高村光太郎『回想録』より引用
  • 妻が必ず職業婦人になって、夫の収入に加えねばならぬというのではない。 倉田百三『愛の問題(夫婦愛)』より引用
  • 前の紙片に書き加えられていた血液型のような記号は何を意味するのか。 甲賀三郎『血液型殺人事件』より引用
  • しかしその動物は別にわれわれに危害を加える様子はありませんでした。 海野十三『今昔ばなし抱合兵団』より引用
  • そこで私は唯我論に私のできるだけ周到な吟味と批判とを加えてもみた。 倉田百三『愛と認識との出発』より引用
  • 同じ効果は活動写真の場合においても考慮に加えらるべきであろう。 寺田寅彦『映画時代』より引用
  • 以前よりはまたせて、色は一層の蒼白あおじろさを加えているもののようです。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 彼に害を加える気はないということを納得させるのはぞうさもなかった。 デフォー/佐山栄太郎訳『ロビンソン・クルーソー』より引用
  • これらの上にまた私は最近二つの極めて一般的な疑いの原因を加えたのである。 三木清『省察』より引用
  • その構想を富田に話すと、実行するなら自分も加えて欲しいと返された。 宮川典子『青空文庫ものがたり』より引用
  • 誠は天の道なりの後へ、人の道にあらずと附け加えたい様な心持がする。 夏目漱石『それから』より引用
  • そして彼はこの語に続いて小さな声で、次のような文句を附加えたものだ。 海野十三『奇賊は支払う』より引用
  • それでもって決してその相手を侮辱したとも、害を加えたとも思わない。 喜田貞吉『融和促進』より引用
  • で、黙って受取って自分の綴った二編を加え蔦屋の手へ渡したのである。 国枝史郎『戯作者』より引用
  • 生きているうちに私の加えたあやまちは皆ゆるしていてくださるだろう。 倉田百三『出家とその弟子』より引用
  • てて加えて一家の実際の事情は岡目で見るほど決して気楽でなかった。 内田魯庵『二葉亭四迷の一生』より引用
  • いつもの通り、容疑者を加えて、私たち六人は、無言の行を始めました。 小酒井不木『三つの痣』より引用
  • 二ヶ月毎に彼は八分の手数料と高利とを元金に加えて書替をしていった。 豊島与志雄『生あらば』より引用
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