功名

全て 名詞
1,005 の用例 (0.01 秒)
  • 彼が語つた少時の功名は自分をして更に長く彼を忘れしめないであらう。 長塚節『しらくちの花』より引用
  • それが功名心によるものでないことは、妻である彼女によくわかっていた。 森村誠一『腐蝕の構造』より引用
  • アフリカとか中東とかの戦場に出かけたのも、功名心からじゃないです。 浅田次郎『月のしずく』より引用
  • 軍人というのは功名心のかたまりゆえそうは簡単に指揮権など手放さぬ。 榊涼介『ガンパレード・マーチ 09 九州撤退戦・下』より引用
  • 今までの無目的な功名心ははっきりした形を取って眺めやられた。 有島武郎『生まれ出づる悩み』より引用
  • 功名に危険はつきものといえ、死んでは何もならないと考えた二人だった。 吉川英治『新書太閤記(十)』より引用
  • 彼は功名と利達と事業とに手を出すべき多くの機会ありたることを記憶せよ。 北村透谷『人生に相渉るとは何の謂ぞ』より引用
  • 細君は大功名をしたように頬骨ほおぼねの高い顔を持ち上げて、おっとのぞき込んだ。 夏目漱石『野分』より引用
  • が、結果として私がかくあるのですから、怪我の功名と言うべきでしょう。 浅田次郎『壬生義士伝 下』より引用
  • 自分ひとりの功名を目的として勝手に闘ってはならぬ、というのであった。 田中芳樹『風よ、万里を翔けよ』より引用
  • 虚栄心とか功名心とか、そういうものからは自由なところにいると思った。 植村直己『エベレストを越えて』より引用
  • 他人ひとに功名を奪われたくないような口振りで、留吉は早々に出て行った。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 実生活の上でも彼が世間的な野心や功名心をいつまでも失わぬ人間であった。 スタンダール/大久保和郎訳『赤と黒(下)』より引用
  • だから、いていえば君の新聞記者としての功名心にうったえるわけだ。 横溝正史『金田一耕助ファイル15 悪魔の寵児』より引用
  • あなたの功名談はそうとうたくさん本になって出版されてますからね。 横溝正史『金田一耕助ファイル19 悪霊島 上』より引用
  • これが忠義でないのは明らかであり、軽薄に功名を求めているに過ぎない。 冲方丁『光圀伝』より引用
  • わたくしのこのたびのことは、功名富貴を願ってしたことではありません。 施耐庵/駒田信二訳『水滸伝(八)』より引用
  • しかし一度その変名で、失敗のようなまた過失の功名のようなことをした。 大杉栄『日本脱出記』より引用
  • こうっ、安、われあ何だな俺を出し抜いて一人功名を立てようとしたな。 林不忘『つづれ烏羽玉』より引用
  • 彼女は非常に功名心が強く、ローマで多くの著名人の愛人になった。
  • 次へ »