力一杯

全て 副詞
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  • 生徒たちは十五分ほどで食事を終え、そのあとは、力一杯運動場で遊ぶ。 三浦綾子『続泥流地帯 草のうた』より引用
  • それから一郎は空の方で力一杯に歌ってゐるいゝ声の歌を聞きました。 宮沢賢治『ひかりの素足』より引用
  • 力一杯腕をふりほどく瞳子ちゃんの目の前に、祐巳は一枚の紙をかかげた。 今野緒雪『マリア様がみてる 18 特別でないただの一日』より引用
  • 夜が明け、私は人の体を力一杯押しのけて横手駅のホームに降り立った。 吉村昭『東京の戦争』より引用
  • 扉の把手をつかんで力一杯揺すろうとしたが、扉はびくともしなかった。 赤川次郎『マリオネットの罠』より引用
  • 彼は慌てて犬の首に腕をかけ、力一杯、身体ごと地下室の床にたたきつけた。 小池真理子『墓地を見おろす家』より引用
  • 彼はさう云ひながらも、右の掌で、娘の傷口を力一杯押へてゐるのだつた。 菊池寛『真珠夫人』より引用
  • 染子はその手を菊四の手に添えて、今度は自分の頬へ力一杯たたきつけた。 平岩弓枝『黒い扇』より引用
  • 私の前には力一杯に生活する私の外には何物をも見ない。 有島武郎『惜みなく愛は奪う』より引用
  • 次の嵐が来るまでは、力一杯、エヴァリーを愛してやろうと決心した。 富野由悠季『ガイア・ギア 1巻(第2章 セパレーツ・ウェイ)』より引用
  • 数すくない観客が力一杯拍手をはじめたときに公爵夫人がちょっと合図した。 スタンダール/大久保和郎訳『パルムの僧院(下)』より引用
  • 彼は窯の上に入っているパンを出して、指で力一杯に叩いて見た。 ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 中巻』より引用
  • そう力一杯否定すると、彼女は満足そうに目を細めてふわっと微笑んだ。 高殿円『カーリー 2 二十一発の祝砲とプリンセスの休日』より引用
  • お今は何の気もつかぬらしい顔をして力一杯せなかこすっていた。 徳田秋声『爛』より引用
  • そこで夫人はすこし心配になり、ぐっと力一杯押しながら言いました。 ボッカッチョ/柏熊達生訳『デカメロン(中)』より引用
  • いくらいっても信じてくれないので、私は力一杯頭をこっくりした。 群ようこ『アメリカ居すわり一人旅』より引用
  • 麗子の柔かい肉に私の両手が力一杯働いたとしか覚えていません。 大倉燁子『消えた霊媒女』より引用
  • ずいぶんと大きな声で、力一杯話をしたように記憶している。 三浦綾子『ちいろば先生物語』より引用
  • かれがためらいながら手を出すと、彼女はその手首を力一杯つかんだ。 エディングス『ベルガリアード物語2 蛇神の女王』より引用
  • 鉄の檻が力一杯丸太ん棒をしつけ、これをくだこうとしているのです。 海野十三『怪塔王』より引用
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