割に

全て 副詞
287 の用例 (0.02 秒)
  • 見ると、十五、六歳の少年が中心で割に真面目そうな顔つきをしている。 山口瞳『還暦老人ボケ日記』より引用
  • 割に落付いた話になって、今までよりの方をよく理解することが出来た。 宮本百合子『日記』より引用
  • そして二級か三級の学校は割に志願者が多く、相当の競争率になっている。 伊藤整『太平洋戦争日記(三)』より引用
  • 面倒めんどうなので俺はそんな計算をしないが、割に希少なんじゃないかと思うぜ。 谷川流『涼宮ハルヒの陰謀』より引用
  • 紳士の態度を警察官とでも感違いしたのか事務員は割に叮寧になった。 大阪圭吉『白妖』より引用
  • その一方で、意外にもハルヒは割に編集長らしい活動に従事していた。 谷川流『涼宮ハルヒの憤慨』より引用
  • 帯と思われるものは黒ぽい色で、割に幅の広いものゝ一部と思われた。 甲賀三郎『支倉事件』より引用
  • ここから割に近いから、いつかばったり会うことがあるんじゃないかって。 三浦哲郎『愛しい女』より引用
  • それでは、これまで、割に力を入れていなかったと思っていいのだろうか。 伊藤整『太平洋戦争日記(一)』より引用
  • そのことに関しては割に平気であり、誰にでもそう言い、そう書いてきた。 山口瞳『酒呑みの自己弁護』より引用
  • はじめっから自信は、あったんだが、やってみると、割に楽だった。 古川緑波『富士屋ホテル』より引用
  • 自分が起きて子供と食事していると貞子も起き、元気で、割に快活だ。 伊藤整『太平洋戦争日記(一)』より引用
  • 二人は可成かなり酔っていたが、それでも女達の前では最初、割に謹み深く見えた。 志賀直哉『小僧の神様・城の崎にて』より引用
  • 父とのことで母とは割に親しかったが、自分にはそれほど親密な人物ではない。 松本清張『球形の荒野 新装版(下)』より引用
  • そう確信した私は少し冷や汗をかいたが、割に冷静に対処を考えた。 綿矢りさ『インストール』より引用
  • 風呂桶は割に高価なものだから、買うことができなかったのであろう。 山崎朋子『サンダカン八番娼館』より引用
  • 話がれましたが、右の海屋の幅は割に長い間掛かっていました。 小金井喜美子『鴎外の思い出』より引用
  • したがって勤務は割に暇で、近藤為次郎は艦橋で山本とよく馬鹿話ばかばなしをした。 阿川弘之『山本五十六』より引用
  • それにしても割に丈の高くない木だと、我ながらそう思った。 半村良『亜空間要塞の逆襲』より引用
  • 僕は自分に対する使い方には割に寛大でいられたが富の事はそうは行かなかった。 志賀直哉『小僧の神様・城の崎にて』より引用
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