前途

全て 名詞
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  • しかし私たちの研究の前途には越さなければならない急峻な山がある。 湯川秀樹『創造的人間』より引用
  • この機体とともに、前途有望な下川大尉の三十三歳の生命が散ったのだ。 掘越二郎『零戦 その誕生と栄光の記録』より引用
  • 矢島には、サラリーマンとしての前途が見えてしまったのかもしれない。 山口瞳『江分利満氏の華麗な生活』より引用
  • 日米関係の前途は、首脳会談が開催されるかどうかの一点にかかっている。 児島襄『開戦前夜』より引用
  • ハルと松岡がこんな態度では、日米交渉の前途は甚だ難しいことになる。 勝田龍夫『重臣たちの昭和史 下』より引用
  • 私は、この方針を得て、また前途に一つ明るい曙光しょこうを見た感じがした。 掘越二郎『零戦 その誕生と栄光の記録』より引用
  • 前途になにが横たわっているやら、まるで見当がつかなかったからだ。 バローズ『火星シリーズ06 火星の交換頭脳』より引用
  • いかにも、このあとのほうの手段は僕の前途を傷つけるかもしれない。 スタンダール/大久保和郎訳『パルムの僧院(上)』より引用
  • 光太夫はまた自分の前途に暗いものが立ちはだかって来るのを感じた。 井上靖『おろしや国酔夢譚』より引用
  • ある日、前途に大きなみねが牛のように横たわっているのが見えてきた。 呉承恩/檀一雄訳『西遊記(下)』より引用
  • 最後には正職員の一人に選ばれ、前途は実に洋々たるものがあった。 モーム/中野好夫訳『月と六ペンス』より引用
  • 岸本は確かに彼女の前途に進路が開けかかって来たことを想って見た。 島崎藤村『新生』より引用
  • それが服部という、前途有望なはずの関取を小さく見せてしまっていた。 山際淳司『エンドレス・サマー』より引用
  • われわれのまっ暗な前途に、希望の光がわずかにひとすじ、輝いていた。 バローズ/関口幸男訳『恐怖のペルシダー』より引用
  • その目には明らかに前途に希望を見いだした様子が浮かんでいた。 楡周平『マリア・プロジェクト』より引用
  • それは何か私にはあの方の前途の多難なことを予感させるようでならなかった。 堀辰雄『楡の家』より引用
  • いずれも働きは人よりましだが人ほど前途成道の望みないだけが劣るという。 南方熊楠『十二支考』より引用
  • 前途にだいなる希望を抱くものは過去を顧みて恋々れんれんたる必要がないのである。 夏目漱石『野分』より引用
  • 彼の「青年の前途は遼遠なり」とは青年は理想に生きるという意味である。 新渡戸稲造『自警録』より引用
  • 前途の不安がないだけの生活の保証をつけてあげなくては。 坂口安吾『青鬼の褌を洗う女』より引用
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