前途洋々

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  • ぼくの警官としてのデビューは、だんぜん前途洋々たるものとなったのだ。 ルブラン/大野一道訳『怪盗紳士アルセーヌ・ルパン』より引用
  • 彼は自分がまったく前途洋々たる青年であると感じていた。 G・O・スミス『ブレーン・マシーン』より引用
  • 「前途洋々」とは、岩沢産業のような会社のために用意された言葉であった。 城山三郎『打出小槌町一番地』より引用
  • 領主となったからといって、彼には前途洋々たる未来がひらけているわけではない。 三浦真奈美『風のケアル 第5巻 旭光へ翔ける翼』より引用
  • 君はまだ前途洋々ぜんとようよう、それもいい経験だったとしておいてな、さてまたこの学校で機会をあたえられたというわけだ。 ヒルトン/菊池重三郎訳『チップス先生さようなら』より引用
  • 私より一〇歳も若いが階級はおなじで、つまり彼は前途洋々のキャリア官僚なのであった。 田中芳樹『薬師寺涼子の怪奇事件簿07 霧の訪問者』より引用
  • したがって最初から前途洋々という訳にはいかなかったし、財政的にも極めて不充分であったといわれる。 河村幹夫『われらロンドン・シャーロッキアン』より引用
  • 前途洋々といふ言葉は、この時代の青年にとつて、まつたく新しい意味と響きとをもつものである。 岸田国士『荒天吉日』より引用
  • 全連盟の中でも、もっとも前途洋々とした土地だよ。 ハインライン『地球の緑の丘』より引用
  • そうだ、まだこの時の日本は前途洋々の状態で、減速経済など、思いもよらぬ時代だったのだ。 梶尾真治『百光年ハネムーン』より引用
  • 鍵山工務店は風前のともしびだから前途洋々というわけではないが、少なくとも一軒の家を建てられる。 平安寿子『くうねるところすむところ』より引用
  • 全同盟内の生産の場所における文学研究会、労農通信員たちへの正しい階級的指導は、あとから、あとから一つは一つよりよい作品を発表する前途洋々たる若い党員作家を輩出させている。 宮本百合子『五ヵ年計画とソヴェトの芸術』より引用
  • その期待どおり、僕は一流大学の医学部を出て、前途洋々たる未来に向かってすすみはじめていた。 渡辺淳一『シャトウ ルージュ』より引用
  • 大岸宗雄は大学卒業後、2年の交番勤務を経て晴れて花椿署の刑事に配属され前途洋々の筈であった。
  • 特に英国のコンストラクターにとって、アメリカは未開拓で前途洋々な市場に見えた。
  • 割れた硝子の下から、前途洋々の青年と幸せに満ちた花嫁の白黒写真が天を仰いでいた。 日明恩『埋み火』より引用
  • そもそも孫家は、革命前にはかなり富裕な商人階級に属していたので、その子弟である欣治の将来は、革命後の中国では、前途洋々というわけにはいかなかったとはいえ、一応はエリート大学生だった彼が、〝先生〟との約束を墨守ぼくしゆしたことによって失ったものが小さいとは思えない。 井田真木子『プロレス少女伝説』より引用
  • わが民族の精神年齢について、一外国人は甚だ前途洋々の望みを嘱してゐるやうだが、果してその観察は誤りであらうか? 岸田国士『老病について』より引用
  • 前途洋々というんで、相場はしっかりしております。 城山三郎『打出小槌町一番地』より引用
  • 社会人になるころには前途ぜんと洋々、順風満帆まんぱん、寄らば大樹たいじゅかげと生きたいモノだ、人生を。 入間人間『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 01 幸せの背景は不幸』より引用
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